11月の推薦入試を受験する人へ

 受験生の皆さんこんにちは。秋も一段と深まり、AOや公募、指定校など推薦入試を受験する方はいよいよ受験シーズンへ突入する時期ですね。私も四年前の今頃は推薦試験を控え、緊張した日々を過ごしていました。

 私が三重大学を受験しようと思ったのは、三年生の夏休み前でした。高校の授業で法律に興味を持ち、法律について幅広く学びたいと思ったからです。また、三重大学は法律の他に経済も学べるのでその点も魅力的でした。三重大学の受験方法を調べ、推薦Bという試験を知りました。そして、推薦入試だと、一般入試よりも確実に三重大学に合格できるのではないかと考え、推薦入試を受験することにしました。

 推薦Bの選考方法は小論文と個人面接でした。

 小論文は過去の入試問題を確認し、比較的最近の社会問題が、そして、新聞の社説程度の文章量が出題されるようだと考えました。そこで、夏休みに入ると同時に関連性の高い社説をピックアップして切り取り、先生方に問題を作って頂き繰り返し練習しました。最初はコツがつかめず、文章と呼べないほど支離滅裂でしたが、何度も書いていく内に書き方の順番や形式が徐々にわかるようになり、知識もついていくことを実感しました。夏休みから推薦入試当日まで、少なくとも三日に一本、調子のよい時は毎日書いたように思います。

 面接は、事前に想定質問集を作成して、答える内容を声に出して繰り返しました。また、先生方に協力を仰ぎ、面接練習に付き合って頂きました。これは小論文の添削にも言えることですが、試験本番は複数人の先生が採点を行うので、同じ先生ばかりではなく、全く違った科目の先生にも協力して頂いた方がよいと思います。

 そしてついに試験本番です。私が推薦入試を体験した身として皆さんに一番伝えたいことは、「本番は何が起こるかわからない」ということです。どれだけ試験対策を行っても想定外の事態は付き物です。実際に私も本番の小論文は見たこともない(正確には見落としていた)問題でしたし、面接では考えもしなかったような質問がありました。しかし、そこで焦って真っ白になるのではなく、落ち着いて今まで練習してきたことを一つずつ思い出せばきっと上手くいくと思います。また、面接官は敵ではなく、熱心に話を聞いて下さるので、上手く答えられないことがあっても落ち込まず、熱意が伝えられるように最後まで自分をアピールして下さい。

 最後になりますが、三重大学はとてもよい学校です。専門科目から教養科目まで自由に選択でき、授業カリキュラムが豊富ですし、先生方は面白い方が多く、熱心にご指導して頂けます。また、座学だけではなく、裁判所などの施設見学に参加したり、模擬裁判を行ったりと能動的に学習する力が身につきます。その他にも、大学祭やサークル活動など課外活動にも力を入れており、充実したキャンパスライフが過ごせます。自分の力を信じて頑張ってください。ご健闘をお祈りします。

2016年11月(2013年度入学 N.M)