人文学部
人文社会科学研究科

研究

忍者・忍術学講座 in Tokyo

2023年度

開催日テーマ講師
第1回

6月10日(土)

城下町復元地図と観光 高尾善希
(三重大学人文学部准教授)

城下町・古地図・忍者

城下町から見える川越の今昔と観光施策

櫻井理恵
(株式会社櫻井印刷所代表取締役社長)
第2回 11月26日(日) 史実と創作

山田雄司
(三重大学人文学部教授)

忍者視点でどうする家康を考える

大河ドラマで描かれた"伊賀越え"の変遷

ミスター武士道
戦国武将大好きYouTuber

第2回

11月26日(日)東京都中央区日本橋の「三重テラス」(東京都中央区日本橋室町2-4-1)において、特別講座「忍者・忍術学講座in Tokyo 忍者視点でどうする家康を考える」を開催しました。

はじめに、藤田伸也国際忍者研究センター長(人文学部長)から、挨拶がありました。

第1部の山田雄司・人文学部教授は、「史実と創作」と題して、「どうする家康」に登場する忍者の活躍は、史料には実際どのように記されているのか解説し、ドラマのメイキングの裏話なども披露しました。第2部のミスター武士道・ 戦国武将大好きYouTuberは、「大河ドラマで描かれた"伊賀越え"の変遷」と題して、これまでの大河ドラマでどのように伊賀越えが描かれているのか解説されました。
会場からは多数の質問が寄せられ、大河ドラマおよび忍者についての関心の高さがうかがえました。

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動画

また、11月23日(土)には忍びの里伊賀甲賀忍者協議会主催で「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ その七」が開催され、山田教授が案内役を務めました。みな忍者衣装に着替え、上野恩賜公園を基点に、地下鉄で大手町まで行き、江戸城大手門、半蔵門、清水谷公園、西念寺、祥山寺を回った後、JR中央線四ツ谷駅から御茶ノ水駅まで電車で移動し、神田明神から再び上野に戻り、東京に残る伊賀・甲賀の痕跡を探索しました。

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第1回

6月10日(土)東京都中央区日本橋の「三重テラス」(東京都中央区日本橋室町2-4-1)において、特別講座「忍者・忍術学講座in Tokyo 城下町・古地図・忍者」を開催しました。

第一部 「城下町復元地図と観光」高尾善希(三重大学人文学部准教授・国際忍者研究センター担当教員)  伊賀上野城下町も川越城下町も、空襲や大火災や区画整理を免れて、昔の風景をよく残しています。このような城下町は、質のよい地図史料さえ残っていれば、復元地図を作成しやすい環境といえます。ここでは、復元地図を制作するにあたっての技術的問題や、復元地図を利用した観光についての問題を考えます。また、伊賀上野城下町も川越城下町も、忍者の屋敷が確認できました。そのことについても、ご紹介します。

第二部 「城下町から見える川越の今昔と観光施策」櫻井理恵(株式会社櫻井印刷所代表取締役社長) 埼玉県でも随一の観光地として知られる川越。江戸時代の面影を色濃く残す町並みでは、さまざまな観光施策が行われています。一方ではさらに新たなコンテンツが求められている現状の中で、「川越城下かさね地図」は観光だけでなく住む人々にも新しい歴史発見の楽しみを提供しています。古地図から読み解くまちの様子や昔の暮らし、お城を中心とした町人や武家、そして忍者の存在......古地図を使ったまちの楽しみ方をご紹介します。

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動画

2022年度

開催日テーマ講師
第1回

6月4日(土)

歴史の中のくノ一 高尾善希
(三重大学人文学部准教授)

くノ一と伊賀

忍者とアスリート

宮﨑有香
(元サッカー日本女子代表)
第2回 12月3日(土) 忍者の情報収集活動

山田雄司
(三重大学人文学部教授)

古の忍者と現代のスパイ

現代日本のスパイ活動

小谷 賢
(日本大学危機感理学部教授)

第2回 

12月3日(土)東京・日本橋の三重テラスにて、忍術学講座 in Tokyo「古の忍者と現代のスパイ」を開催し、山田雄司・人文学部教授が「忍者の情報収集活動」を、小谷賢・日本大学危機管理学部教授が「現代日本のスパイ活動」という講演を行いました。山田教授は忍者は、情報収集活動が大変重要で、知的能力が必要とされたことを指摘し、そのための具体的手法について話されました。小谷教授は、明治期の明石元二郎から現代まで連なる戦前・戦後の日本のインテリジェンス活動について話されました。忍者とスパイの共通点が数多く見出され、約40名の参加者のみなさんも大変関心をもって聴かれていました。

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動画

第1回 

6月4日(土)、三重大学伊賀連携フィールドは、東京都中央区日本橋の「三重テラス」(東京都中央区日本橋室町2-4-1)において、特別講座「忍者・忍術学講座in Tokyo くノ一と伊賀」を開催しました。講師は、本学の高尾善希准教授(三重大学人文学部)と宮﨑有香氏(元サッカー日本女子代表)でした。それぞれ、高尾准教授が「歴史の中のくノ一」という題名で(第1部)、宮﨑氏が「忍者とアスリート」(第2部)という題名で講義をしました。
最初に岡本栄伊賀市長からご挨拶を賜り、続いて藤田伸也国際忍者研究センター長(人文学部長)が挨拶をしました。

第1部の高尾准教授は、史料上では一般的イメージの"戦うくノ一"を見出すことはできないが、忍者を手引きするスパイのくノ一ならば忍術書に記述がある、武家屋敷の奥を窺うという役割があった、と解説しました。
また、第2部の宮﨑氏は、サッカーの歴史や女子サッカーの歴史、伊賀FCくノ一三重、自分のサッカー人生などについて、解説しました。そして、両親への感謝の言葉、過去のアスリートの自分にどのように声をかけたいか、これからどのような活動をしたいか、伊賀市への愛着などについて、語りました。

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動画

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2021年度

開催日テーマ講師
第1回 YouTube配信 KADOKAWA刊行書籍と忍者研究 高尾善希
(三重大学国際忍者研究センター准教授)
忍者本とワタシ

出版界の中のNINJA

麻田江里子
(株式会社KADOKAWA編集者)
第2回 YouTube配信 青森大学忍者部と三重大学忍者部
の活動紹介
清川繁人(青森大学社会学部教授)
山田雄司(三重大学人文学部教授)
青森大忍者部×三重大忍者部 忍者の未来予想図 青森大学忍者部・三重大学忍者部

第1・2回の忍者・忍術学講座 in Tokyoは三重テラスでは開催せずにYouTube配信としました。

第2回 YouTube配信

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第1回 YouTube配信

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2020年度

開催日テーマ講師
第1回 YouTube配信 私にとっての忍者研究 高尾善希
(三重大学国際忍者研究センター准教授)
ワタシと忍者

現代で忍者になるためには

いずみ朔庵
(イラストレーター/江戸文化喧伝家)

今年度の忍者・忍術学講座 in Tokyoは三重テラスでは開催せずにYouTube配信としました。こちらに動画がありますので、御覧下さい。

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2019年度

開催日テーマ講師
第1回 6月8日(土) 徳川幕府伊賀者の成り立ち 高尾善希
(三重大学国際忍者研究センター准教授)
江戸城と忍者

御庭番と大奥

堀口茉純
(歴史タレント/作家)
第2回 12月7日(土) これが忍術? 山田雄司(三重大学人文学部教授)
魅惑・幻惑・ワクワク オススメ忍者時代劇ベスト10 春日太一(時代劇研究家)

第2回 12月7日 三重テラス

12月7日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスにおいて、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo」を開催しました。前半は、山田雄司教授が「これが忍術?」と題して講演を行い、明治時代以来忍術がどのようなものととらえられてきたのか、忍術研究者をはじめ、藤田西湖・小林小太郎といった忍術家の言説を紹介しました。第二部では時代劇研究家の春日太一さんが「オススメ忍者時代劇ベスト10」と題して、「忍びの者」をはじめとした忍者映画を時代背景の中に位置づけ、どのような特徴があるか解説され、約70名ほどの来場者の皆さんを楽しませました。

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また、11月23日(土)には伊賀上野観光協会・甲賀市観光協会主催で「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ」が開催され、山田教授が案内役を務めました。雨の中の街歩きとなりましたが、忍者衣装に着替え、上野公園を基点に、信濃町まで電車に乗り、新国立競技場、神宮外苑、祥山寺、鮫河橋谷町、西念寺、清水谷公園、半蔵門をめぐり、半蔵門駅から上野まで戻り、東京に残る伊賀・甲賀の痕跡を探索しました。

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第1回 6月8日 三重テラス

6月8日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスにおいて、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo」を開催しました。前半は、国際忍者研究センター高尾善希准教授が、「徳川幕府伊賀者の成り立ち」と題して、戦国時代の伊賀国における伊賀者の発生から、徳川幕府の役職としての伊賀者の成り立ちまでを解説しました。後半は、歴史タレント・作家の堀口茉純さんが、「御庭番と大奥」と題して、服部半蔵と忍者の関係、徳川吉宗と御庭番の関係、大奥における御庭番の政治的位置づけなどについて解説しました。

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2018年度

開催日テーマ講師
第1回 6月23日(土) アナログ忍者ゲームの愉しみ 吉丸雄哉
(三重大学人文学部准教授)

忍者とアナログゲーム
かけ算すると!?

友野詳(グループSNE)
吉丸雄哉
第2回 12月15日(土) 幕末忍者の情報収集 山田雄司
(三重大学人文学部教授)
松尾芭蕉『おくのほそ道』の旅と
忍者説をめぐって
新井敦史(大田原市黒羽
芭蕉の館学芸員)

第2回 12月15日 三重テラス

12月15日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo」が開催されました。前半は人文学部山田雄司教授から「幕末忍者の情報収集」と題して、松本藩の忍び芥川氏について、忍術の内容や異国船の様子を探るために箱館や横浜に散策に行っていたことが紹介されました。後半は大田原市黒羽芭蕉の館学芸員の新井敦史さんから「松尾芭蕉『おくのほそ道』の旅と忍者説をめぐって」と題した講演があり、芭蕉の旅は俳句のための旅であって、忍者であったとは考えられないと、芭蕉忍者説を否定されました。

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また、11月25日(土)には伊賀上野観光協会・甲賀市観光協会主催で「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ」が開催され、山田教授が案内役を務めました。みな忍者衣装に着替え、上野公園を基点に、山手線で原宿まで行き、穏田神社、善光寺、麻布笄町、増上寺、愛宕神社をめぐり、再び新橋から山手線に乗って上野まで戻り、東京に残る伊賀・甲賀の痕跡を探索しました。

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第1回 6月23日 三重テラス

6月23日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo」が開催されました。前半は人文学部吉丸雄哉准教授から「アナログ忍者ゲームの愉しみ」と題して、アナログ忍者ゲームとしてどのようなゲームがこれまで制作されてきて、どのような内容なのかについての講演がありました。後半はグループSNEの友野詳さんと吉丸雄哉准教授による「忍者とアナログゲーム かけ算すると!?」と題した対談があり、アナログゲームで忍者がどのように描写されて登場するのか、どのようなところが楽しみどころなのかといった点についてのお話がありました。

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2017年度

開催日テーマ講師
第1回 6月17日(土) 大学が研究してわかった
忍者の新常識
吉丸雄哉
(三重大学人文学部准教授)

本格忍者衣装の世界
-身も心も忍者になるために-

福永真司(伊賀流忍者店店長)
吉丸雄哉
第2回 12月16日(土) 天正伊賀の乱 山田雄司
(三重大学人文学部教授)
映画「忍びの国」をふりかえって 東紗友美(映画ソムリエ)
山田雄司

第2回 12月16日 三重テラス

12月16日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo」が開催されました。

まず、三重大学人文学部山田雄司教授が「天正伊賀の乱」について、歴史史料からどこまで明らかにできるのか、戦国時代の伊賀はどのような状況だったのか話がありました。
後半は映画ソムリエの東紗友美さんと山田教授による「映画「忍びの国」をふりかえって」というトークがあり、今夏公開された大野智さん主演の「忍びの国」はどのような映画と位置づけることができるのか、なぜヒットしたのかといった分析がなされました。

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また、11月25日(土)には伊賀上野観光協会・甲賀市観光協会主催で「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ」が開催され、山田教授が案内役を務めました。みな忍者衣装に着替え、上野公園を基点に、電車で両国まで行き、回向院、藤堂藩蔵屋敷跡を通り、隅田川、池波正太郎誕生地、浅草、伊賀者居住地跡をめぐり、上野公園まで、江戸に残る忍者の痕跡をたどりました。

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第1回 6月17日 三重テラス

まず、三重大学人文学部吉丸雄哉准教授が「大学が研究してわかった忍者の新常識」と題して、三重大学が2012年に忍者忍術研究を開始してから発見された新事実について、『忍者文芸研究読本』『忍者の歴史』『忍者の誕生』に即して話をしました。
後半は吉丸雄哉准教授と伊賀流忍者店店主福永真司氏と「本格忍者衣装の世界 身も心も忍者になるために」と題した対談が行われ、本来目立たないものでありながら目立つにように作られた忍者衣裳の特徴とその着こなしのコツについて福永氏から説明がありました。

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2016年度

開催日テーマ講師
第1回 6月18日(土) 芭蕉忍者説を斬る! 吉丸雄哉
(三重大学人文学部准教授)
芭蕉のネットワークと藤堂家 岡本聡
(中部大学人文学部教授)
第2回 12月3日(土) 日本発祥のナンバ歩きと武道 ウィリアム・リード
(山梨学院大学教授)
ブルース・リーからニンジャへ

山田雄司
(三重大学人文学部教授)

第2回 12月3日 三重テラス

12月3日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo」が開催されました。

最初にWilliam Reed山梨学院大学教授より、「日本発祥のナンバ歩きと武道」と題した講演があり、江戸時代以前の日本人の歩き方とされるナンバ歩きについて、実際の歩き方を示していただき、自然な体の使い方であることを説明して下さいました。次に山田雄司三重大学人文学部教授による「ブルース・リーからニンジャへ」という講があり、アメリカでブルース・リーが登場してハリウッド映画で活躍したからこそ、その後にショー・コスギによるニンジャブームが起こり、ニンジャが世界に広がったったという内容で、訪れた60名ほどの皆さんはみな興味深く聴かれいていました。 

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翌日は伊賀上野観光協会・甲賀市観光協会主催で「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ」が開催され、山田教授が案内役を務めました。みな忍者衣装に着替え、千駄ヶ谷の鳩森神社から新大久保を経由して目白台まで歩き、江戸時代の伊賀者・甲賀者の足跡をたどりました。

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第1回 6月18日 三重テラス

6月18日(土)、東京日本橋の三重テラスにおいて、「忍者・忍術学講座 in Tokyo」を開催しました。

三重大学人文学部の吉丸雄哉准教授による講演「芭蕉忍者説を斬る!」では、芭蕉が忍者だとする説はここ30年くらいで出てきた説であり、推測に基づき再生産されていることを明らかにしました。また、中部大学人文学部の岡本 聡教授による講演「芭蕉のネットワークと藤堂家」では、芭蕉は江戸において藤堂家のネットワークの中で生きていたという興味深いお話がありました。

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2015年度

開催日テーマ講師
第1回 7月25日(土) 忍者像の形成と変遷 吉丸雄哉
(三重大学人文学部准教授)
ゲームが開く忍者の可能性 遠藤琢磨
(株式会社アクワイア
代表取締役)
第2回

12月5日(土)

「忍者の身体」 山田雄司
(三重大学人文学部教授)
「古武術に学ぶ身体の使い方」 甲野善紀(松聲館)

第2回 12月5日 三重テラス

12月5日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo~忍者発祥の地・伊賀から~」が開催されました。

山田雄司人文学部教授による「忍者の身体」と題した講演では、忍者の身体的鍛練について、藤田西湖を基点として文献的にどのようにさかのぼることができるのかが示されました。また、古武術研究家である甲野善紀松聲館館長による「古武術に学ぶ身体の使い方」では、ほんの少しの身体の使い方の違いが大きな違いをもたらすことを実演で示されました。

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翌日は伊賀上野観光協会・甲賀市観光協会主催で「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ」が開催され、山田教授が案内役を務めました。みな忍者衣装に着替え、上野の藤堂高虎関連の史跡を巡った後、電車で千駄ヶ谷まで行き、千駄ヶ谷から原宿まで、江戸時代に伊賀者・甲賀者が暮らした場所を巡りました。

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第1回 7月25日 三重テラス

7月25日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo~忍者発祥の地・伊賀から~」を開催しました。吉丸雄哉三重大学人文学部准教授による「忍者像の形成と変遷」と題した講演の後、吉丸准教授と遠藤琢磨株式会社アクワイア代表取締役による「ゲームを開く忍者の可能性」と題した対談が行われました。忍者ゲーム「天誅」を制作するにあたって、リアルな動きにこだわってモーションキャプチャを使用し、ショー・コスギ、ケイン・コスギの動きを取り入れたことなどの秘話が紹介されました。

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2014年度

開催日テーマ講師
第1回 5月31日(土) 「忍者研究の最前線」 山田雄司
(三重大学人文学部教授)
「伝承される忍者」 川上仁一
(伊賀流忍者博物館名誉館長)
第2回 12月6日(土) 「江戸の忍者」 山田雄司
(三重大学人文学部教授)
「伝承される忍者」 バネッサ朱雀
(江戸隠密武蔵一族代表)

第2回 12月6日(土) 三重テラス

12月6日(土)13時から、東京日本橋にある三重テラスで、三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座 in Tokyo~忍者発祥の地・伊賀から~」を開催しました。山田雄司人文学部教授による「江戸の忍者」と題した講演の後、江戸隠密の系譜を引く柴田バネッサ氏による柴田家についての話や、柴田氏率いる武蔵一族による忍びの術の披露が行われました。

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山田雄司教授による「江戸の忍者」

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柴田朱雀氏(武蔵一族代表)による講演「伝承される忍者」と武蔵一族による実演

また、翌7日(日)には、伊賀上野観光協会主催による「忍者百人衆 江戸で伊賀の気配を探れ」と題した江戸の忍者の足跡を訪ねるツアーを開催し、山田雄司人文学部教授の案内のもと、衣装を身にまとった100名の「忍者」が上野公園、皇居周辺、半蔵門、西念寺などをめぐりました。

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上野不忍之池を忍ばない忍者衆

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東京駅丸の内口の忍者

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第1回 5月31日(土) 三重テラス

2014年5月31日(土)東京日本橋の三重テラスにて「忍者・忍術学講座 in Tokyo~忍者発祥の地・伊賀から~」を開催しました。当日は三重大学人文学部山田雄司教授より「忍者研究の最前線」という講演、川上仁一伊賀流忍者博物館名誉館長・三重大学社会連携特任教授より「伝承される忍者」という講演および実演が行われました。定員一杯の参加者のもとで開催され、東京でも忍者人気が高いことがうかがわれました。

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司会の吉丸雄哉准教授

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岡本栄伊賀市長も忍者衣装でご挨拶

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山田雄司教授による「忍者研究の最前線」

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川上仁一特任教授による「伝承される忍者」 忍者の動きを実演していただきました。

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後藤基三重大学人文学部長によるご挨拶

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伊賀の日本酒の試飲会も催され、大盛況でした。

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