教育
はやめの試験対策を:Cさん(女子)【公立中学校国語教員】
はやめの試験対策を
Cさん(女子)【公立中学校国語教員】
○就活スケジュールまたは就活の流れ
3年次10月~ 参考書や教育学部で開催されるウィンターレビューなどを利用し、教職教養の勉強を始める。
4年次4月~ 教育学部で開催される面接練習・模擬授業練習を始める。
7月 教員採用試験の一次試験受験(滋賀、三重)
8月 教員採用試験の二次試験受験(滋賀、三重)
○試験対策、面接対策
教員採用試験の対策としては大きく二つに分かれます。筆記試験対策(教職教養や一般教養、専門教養など)、面接対策(集団討論や模擬授業など)です。三重県の場合、さらに論作文やディベートも加わります。筆記試験は3年次のうちにある程度勉強しておき、4年次に面接対策をするのがおすすめです。特に筆記試験は現役講師との差をつけるべきであり、学生にとって大きな得点源になります。早め早めの対策が必要です。面接練習は教育学部の教職支援室主催の面接練習を利用すると、実際の面接に近い形での練習が可能です。改善すべき点なども教えてもらえます。
○情報収集、企業分析
私の場合、同じ教師を目指す同級生や、既に教員として働いている先輩から情報を得ていました。人から直接聞く情報が最も重要でした。その他、教職支援室や大学図書館、ウェブなどで過去の試験の傾向や出題例を調べました。おおまかな流れなどは問題集などにも載っています。
○就職活動を振り返って
自分がどのように働きたいか、日頃から考えることが重要でした。私は教育実習に行くまで、教職につくか、民間企業に就職するか迷っていました。迷った分、教職について深く考えることができたと思っています。しかし、実際は教員採用試験と就活の両立はほぼ不可能です。みなさんは早めに選択し、準備を始めてください。
教員を最初から目指している場合は、自分がどのような教員になりたいのかをはっきりさせてください。モチベーションが上がるし、面接対策にもなります。日頃から教育関係のニュースにも目を向け、自分なりの考えを持ってください。面接対策ノートなどを作るように言われると思いますが、結局は日頃どれだけ教育について考えているかが合格の鍵となります。みなさんの健闘を祈ります。