人文学部
人文社会科学研究科

教育

聞き、考え、伝える :Fさん(女子)【情報通信業】

聞き、考え、伝える

Fさん(女子)【情報通信業】

私が就職活動について、最も感じたことは、人によって全くやり方が異なるということです。人によって意見が異なる事も多いので、その中から自分に合う就活のやり方を考える事が大切だと思います。私が就活中に心がけていた事は以下の点です。

1.自分から情報を得に行く

 企業研究や企業探しをする上で私が大事にしていた事が、説明会等に積極的に参加し、多くの情報を得てくることです。ホームページ等にも企業情報はありますが、それは誰もが得られる情報であり、自分が知りたいことが全て掲載されているとは限りません。説明会等に行き、社員の方と会うことで、実際に社員の方がどんな思いで、どのように働いているのか聞くことができます。また、企業の方と話せる機会は少ないので、自分が疑問に思っていることや、その企業での働き方等、気になることはすべて聞くようにしていました。企業選びをする際の判断基準を増やす事が出来ますし、そこで聞いた情報を基に、自分の言葉で志望動機を作ることが出来ました。体力や性格にもよりますが、あまり志望していなかった業種のお話を聞くことも、新たな魅力発見や志望している企業との結びつきの発見につながったこともあるので、私はよかったと思っています。

2.なぜ?を突き詰める

 面接では、最初は「そんなことまで?」と思ってしまうくらい「なぜ?」と問われました。そのため、自己PR、志望動機、就職活動の軸などを考える際、「そう思ったのはなぜなのか」という問いを自分で繰り返し、ノートに書き出していました。また、面接の度に聞かれた質問と自分の答え方もノートに書き出し、自分の考えが甘かった部分を見直して次に備えました。突き詰めて考えていくことで、自分の考えが一本筋の通った物になる実感があり、面接でも迷わず伝えられるようになると思います。

3.自分の思いを伝える

 ESや面接では、どれだけ自分の考えを伝えるかが大事だと思っていました。自己PRや志望動機など、予想される質問についてはどのように伝えるか事前に考え、予想できないような質問(「自分の証明写真、気に入ってる?」と質問されたこともありました...笑)については、その時に自分の思ったことを伝え、「黙らない」ということを大切にしていました。就職活動は、就職に対する自分の思いを伝える場で、正解はないと思うので、自信を持って伝えると良いと思います!

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