行動も考え方も柔軟に
Lさん(女子)【国家公務員】
就職活動をしていく中で必要だと感じたことを3点書かせていただきます。
・ 必要以上に不安にならなくてもよい
就職活動をしている人はみんな不安です。説明会に来ている人たちも自分と同じように不安なんだと思えば少し気が楽になりますよ。あまり不安に思っていると、本来の自分の力が出せなくなってしまうので、「なんとかなる!」というポジティブな気持ちを持つことが大切です。
・ 第一志望にこだわりすぎない
志望先をひとつに絞ってしまわず、いろいろなところを視野に入れてください。第一志望にこだわりすぎると、落ちたときのショックが大きくて気持ちの切り替えができなくなってしまう恐れがあります。いくつか併願すると思うので、その併願先についてもちゃんと調べてください。そして、その併願先の良いところを見つけて愛着をもってください。そうすれば、面接も真摯に取り組めますし、もし第一志望がだめでも「まだ良い併願先が残っている」と気持ちも軽くなります。
・ 人事がどこを見ているのかを考える
優秀だからといって内定をもらえるとは限りません。また、「いい子」を演じてもすぐに見破られます。人事の方は、何百人という就活生を見ています。その人事がどこを見て何を基準に選ぶのかということを考えておく必要があります。これは、職場によって違います。私が内定をいただいた東海財務局を例に挙げます。東海財務局は、職場の雰囲気が良く、年齢や部署を問わず和気あいあいとしています。なので、その雰囲気になじめる人、一緒に仲良くやっていける人というのが内定をもらえる条件だなと考えた私は、面接で固い受け答えはせず、自然に会話を楽しむことを心がけました。
このように、人事がどの点を重視しているのかを考えるということは、相手の立場になって考えるということにもつながるので、面接でも好印象をもってもらえる可能性が高くなります。
就活は「運」と「縁」です。固くならず柔軟にいきましょう。うまくいかなくて落ち込むこともありますが、気をしっかりもって乗り切ってください。