オープンキャンパス2008のお知らせ

掲載日 2008年06月17日
発信元:人文学部

三重大学人文学部のオープンキャンパスが開催されます。大学ってどんなところ?の疑問にお答えする企画を用意しています。参加無料・予約不要です。多くのみなさんの参加をお待ちしています。

概要

  • 日時 2008年8月1日(金)13:00-17:00
  • 会場 三重大学三翠ホール・人文学部校舎ほか


スケジュール

  • 12:30-13:00 受付(三重大学三翠ホール)、体験授業チケット配布
  • 13:00-14:00 人文学部はどんな学部?(学部長あいさつ、入試説明など)
  • 14:00-15:00 体験授業(人文学部校舎ほか、6つの授業の中から1つを選択)
  • 15:00-17:00 スタンプラリー(法則カフェ、考古学イベント、模擬裁判など)

アクセス http://www.human.mie-u.ac.jp/etc/access.html

体験授業のご案内

人文学部オープンキャンパスでは、文化学科、法律経済学科から、それぞれ3つの授業を行います。希望する授業を決めたら、体験授業の受付コーナーで参加チケットをもらってください。

文化学科

1 『老子』の中の不自然な「自然」 片倉 望

明治の時代、森鴎外、福沢諭吉らによってnatureの翻訳語として採用された「自然」という熟語は、実は中国古代の書物『老子』に初めて出現す る言葉であった。しかしながら、「自然」という語が、今日の日本においてあまりにも自然に日常言語の中に溶け込んでいるためか、『老子』の「自然」は 往々、あたかもnatureの翻訳語として使用されているかの如く曲解される。古くは「老子の自然哲学」などという用語が横行したり、近年でも訳の判らな い詩人が勝手に『老子』の「自然」を賛美したり。老子にとってこれ程迷惑なことはない。そこで本講義では、natureとは全く関わりを持たない『老子』 の「自然」の本来の意味を解説してみたい。

2 美しく楽しい世界へようこそ ~ディズニーランドと現代社会~ 森 正人

ディズニーランドは夢とファンタジーにあふれた「永遠の子どもの国」です。そうした夢とファンタジーを人々に与えるために、さまざまな仕掛けがほ どこされています。その場にふさわしいものは強調され、ふさわしくないものは巧妙に消されます。そのディズニーランドの魔法は、ディズニーランドの外側に ある私たちの日常生活の中にも見られます。都市のディズニーランド化は何をもたらすのでしょうか。

3 19世紀アメリカのヒーロー像 森脇 由美子

外国の歴史を学ぶことは、自分とは異なる場所、時間を生きた人々を知る営みと言えます。具体的な場所や時間を定めて詳しく調べると、その時代に生 きた人々が暮らしていた環境や、彼らが考えていたことなどが生き生きと見えてきます。この授業では、当時の人々が憧れたヒーローたちを手掛かりに、19世 紀のアメリカ、とくにニューヨークの街中に足を踏み入れ、人々の生活や意識に近づいてみましょう。

法律経済学科

1 全国おもしろ条例めぐり 岩﨑 恭彦

"ジョーレイ"って、どんなものか知っていますか? 地域で生じるさまざまな問題に対し、自治体が対応策を講じようとするとき、そのもっとも基本 的な手段となるのが、自治体議会で制定される「条例」です。それぞれの地域が抱える問題は当然異なるし、それに対する対応のしかたも違っているとしたら、 所(地域)変われば条例も変わるはず...。だから、条例づくりは自治体関係者の腕のみせどころなのです。そうしてつくられる条例の中には、クスって思わ ず笑えてしまう「おもしろ条例」や、うーむと研究者や専門家をうならせる「おもしろ条例」なども、登場してきています。
そこで、この授業では、 私自身が「これは『おもしろい』ぞ!」と思う全国の条例の中から、そのいくつかをとりあげて、みなさんに紹介したいと思います。題して、「全国おもしろ条 例めぐり」。この授業を通して、条例の「おもしろさ」を感じてもらい、更には、地方自治の重要さや地方分権の意義をも考えてもらえたら幸いです。

2 チキンラーメン VS カップヌードル ~めんのマーケティング~ 後藤 基

悦 男 今夜は“どんぶり”(チキンラーメン)がええんか。それとも“カップ”(カップヌードル)がええんか。どっちがええんや。
おばちゃん おいしそうやわ。
悦 男 おいしそうやろ。

誰もが好きな即席めんが開発されて、すでに50年。最初にチキンラーメンが誕生し、それから遅れること13年、カップラーメンが誕生した。いまや全世界はもとより、宇宙にまで進出した即席めん。この即席めん開発と販売の秘密はどこにあるのだろうか。

3 『格差』と法律の関係~働き方と待遇~ 藤本 真理

経済競争が激化する中、日本社会では格差社会、ワーキングプアなどの言葉がすっかり定着してしまいました。真面目に働く善良な人が守られない・報われないのは、なぜなのでしょうか。
一つの社会現象の背後では、沢山の要因が複雑に絡み合っていますが、ここでは「働く人を守るべき法律」を軸に、「格差」の原因や社会の仕組みのありかたについて考えます。

 

スタンプラリー

配布されるスタンプラリーシートに<INSIDE人文校舎>から2つ、<OUTSIDE人文校舎>から2つスタンプ(教員のサインでもOK)をもらってください。人文校舎1F受付に持ってくると、オリジナルグッズをプレゼントします。

INSIDE人文校舎

1 言語音声の分析にトライ!

英語の音声について学ぶ学生と一緒に、パソコンを使った音声分析を体験してみませんか。
あなたは自分の声を見たことがありますか。この体験コーナーでは、自分の声を耳で聞くだけではなく視覚的に確認しながら分析します。関東や関西のアクセント、日本語と英語の発音の違いなど今まで気づかなかったことを発見できるかもしれません。

2 英米文学資料展示・解説コーナー

シェイクスピア劇のDVD上演などイギリス演劇コーナー(2階資料室B)、アメリカ文学や映画と現代の問題とのつながりをスライドで解説するコー ナー(3階資料室A)など、外国文学を身近に感じてもらいたいと思います。その他、ライブラリーの公開(3階資料室)、英米文学のコースの紹介などがあり ます。

3 法則カフェ-日常生活の法則発見-

法則カフェは学生が発見した身近な日常生活「法則」を報告し、学生も市民も専門家も、平等に、楽しく、アカデミックに議論する集いです。当日に は、「気分転換にメールアドレスを変える法則」、「バラエティ番組はクイズが多い法則」、「ショップ袋を残してしまう法則」、「ビニール傘が盗まれやすい 法則」、「鏡を見ると髪をいじる法則」などが報告されます。気軽に足を運んでください。

4 模擬裁判-判決!!あなたも裁判員-

少年による殺人事件をテーマにした模擬裁判を行います。この模擬裁判のシナリオは、事件を設定するところも含めて、全て刑事訴訟法ゼミの学生が、 自分たちの力で作り上げたものです。模擬裁判の後にある、少年が「有罪か無罪か」、「どのぐらいの刑が妥当か」を決める「評議」には、皆さんにも参加して 頂けます。刑事裁判に関心がある人も、そうでない人も、是非足を運んで下さい。

5 TOEICオンラインシステム体験コーナー

人文学部に入学すると、TOEICという英語検定試験のための授業を受けることができます。この授業において人文学部の1年生全員が自習で使っているTOEICオンラインシステムを体験できるコーナーです。パソコンが苦手な人でもOK! 教員がきちんと解説します。

6 法律経済学科の先生の研究室に行ってみよう

法律、政治、経済、経営に興味のある人は研究室に行って話を聞いてみましょう。かなりイメージが変わるかもしれません。

7 文化学科の先生の研究室に行ってみよう

体験授業の講師だった森脇先生のほか、いろんな分野の先生方の研究室があります。興味のある部屋の戸をノックしてみましょう。

 

OUTSIDE人文校舎

1 日本語日本文学 特別展示コーナー

日本語日本文学研究室では、研究室が所蔵している古文献・古写本を中心にした特別展示を行います。その多くはレプリカ(複製品)になりますが、原 資料もあります。現場での一々の解説は学生さんが行います。また学生さんが日常同様に勉強している場を見ることができます。是非お越しください。見学に来 られた皆さんには「展示品解説」を差し上げます。

2 考古学を体験! 『まがたまを作って合格祈願!?』

考古学研究室の学生と一緒に原始古代の世界を体験してみませんか。第1コーナーでは、原始古代人愛用の首飾り・勾玉(まがたま)作りに挑戦してみ ましょう!第2コーナーでは、奈良・平安時代の都の役人たちが書いたり、各地の人々が税の荷札として作られた木簡作りに挑戦です。

3 文化学科の先生の研究室に行ってみよう

文化学科の先生にあってみよう。電気のついた研究室があれば、遠慮なくドアをノックしてみてください。体験授業をされた森先生、片倉先生のほか、中国語の福田先生、日本思想の遠山先生は確実にいます。