日時:2014年1月10日(土)10:30~12:00
場所:ハイトピア伊賀3階コミュニティホール
発表者:尾西康充氏(三重大学人文学部教授)
題目:大衆文学とは何か-貴司山治「忍術武勇伝」-
概要
昭和の作家の貴司山治は、労働者に広く読まれるようなプロレタリア大衆小説の執筆をめざしていた。薩長と新撰組が対峙した幕末維新と、浜松楽器労働争議の現代とを重ねあわせて、娯楽性の高い小説『忍術武勇伝』を発表したのであった。
同日13:30~15:00(8月9日の順延です)
場所:ハイトピア伊賀3階コミュニティホール
発表者:吉丸雄哉氏(三重大学人文学部准教授)
題目:くのいちとは何か
概要
現在われわれに親しまれているくのいち(女忍者)像はどのように形成されたのでしょうか。歴史的実態とどのように違っているのでしょうか。くのいち像の変遷と形成を時代小説を中心に辿って行きます。