日時:2015年2月14日(土)10:30~12:00
場所:ハイトピア伊賀3階コミュニティホール
発表者:久松 眞 氏(三重大学社会連携研究センター特任教授)
題目:忍者の食
概要
忍者は忍器や忍術と同様、忍びのときの携帯食にも工夫していた。その成分の薬学的な機能を調べると伝統医学や漢方に関する知識も高かったことが推察される。兵糧丸、水渇丸などのレシピ―からこれらの携帯食の基本コンセプトと食材をしぼり、忍び活動の補助食の役割を推察したい。科学技術は日進月歩であるが、体は今も昔も基本的に同じである。戦国時代のこのような知恵を災害等で生き延びる知恵としての活用も考えてみたい。