以下の要領で、「地域研究フォーラム in 鳥羽: 三重大学大学院人文社会科学研究科「三重の文化と社会」研究成果報告会」を開催いたします。地域連携、地域貢献を特色とする本研究科では、「三重の文化と社会」という授業科目を開講しています。毎年、三重県下の市町村から一つを研究対象地域を研究対象として選び、本科目を受講した大学院生が、自ら対象地域に関する研究テーマを設定し、調査・研究を行っています。本年度は鳥羽市を研究対象地域とし、鳥羽市役所を始めとして市内の関係諸団体、市民の皆様にご協力いただきながら、研究成果を纏めることができました。本フォーラムでは、大学院生による研究成果報告と本研究科所属の教員による基調講演が行われます。
入場無料、どなたでも参加できます。
「地域研究フォーラム in 鳥羽:三重大学大学院人文社会科学研究科「三重の文化と社会」研究成果報告会」
- 日時:2012年1月26日(土曜日) 13:00~17:00
- 場所:鳥羽市民文化会館大会議室
- 主催:三重大学大学院人文社会科学研究科
- 後援:鳥羽市
開会(13:00)
開会の辞 研究科長 樹神 成
市長挨拶 鳥羽市長 木田久主一
第一部 大学院生報告(13:15~15:30)
- (1)鳥羽市の経済と社会
豊福ゼミナール「鳥羽市答志地区における産業の活性化」
長谷川栄里「鳥羽市におけるエコツーリズムと地域経済」
國分亮太「答志島(答志町) の防災体制における消防団と島の組織の相補性」 - (2)鳥羽市の歴史と文化
今井薫「鳥羽における石信仰: 盃状穴を中心として」
小川真依「真珠産業の発展と近代鳥羽の観光地化」
杉山亜有美「鳥羽藩領内における鯔漁の特質と変容」
林拓斗「寝屋子と島の生活: 寝屋子を中心に編み上げる人間関係」
第二部 基調講演ならびにディスカッション(15:45~16:55)
- (1)基調講演
三重大学大学院人文社会科学研究科 教授 塚本明
「船のまち・鳥羽 - 歴史的文化と現代」 - (2)ディスカッション
閉会 (17:00)