人文学部学生各位
人文社会科学研究科大院生各位
人文学部長 藤田 伸也
新型コロナウイルス感染防止対策の徹底について
冬季休業期間となりましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症は終息する見通しが立っていません。三重県においてもコロナ患者が増加する中、三重大学では12月に入り、複数の学部で学生の感染者が発生し、準クラスターに相当する規模にまで拡大してきました。
感染の原因となった行動履歴について、大学HPに「当該学生らの感染前の行動を確認した結果、友人同士の会食等での感染が疑われています。本学キャンパス内での感染の可能性については現在調査中です。」(三重大学における新型コロナウイルス感染者の発生について(12月25日 第26報))とあります。
ウイルス感染を拡大させる行動として、人の移動と飲食があることは多くの研究者が認めるところです。これ以上感染者を増やさないように、家族や普段一緒にいる人以外と接触する際はマスク着用と手指消毒を徹底し、コンパや宴会に相当するような複数人での飲酒をともなった食事は避けてください。他人としゃべるときは必ずマスクを着けてください。この感染症に罹っても若い人は重症化することが少ないので気が緩みがちですが、味覚障害等の後遺症が残る可能性もあり、これからの人生が大きく変わることも考えられます。想像力を働かせて、新型コロナウイルスから自分と周りの人を守ってください。
現在の状況では、誰がいつ感染してもおかしくありません。最大限の注意を払って行動し、もしも体の異状を感じたら躊躇せず速やかに本学が定める対応フロー(下記URL参照)に則って行動してください。
https://www.mie-u.ac.jp/COVID-19/item/7a6b7ae6c346766c701c83ea40a4475a.pdf
各自が社会の一員であることを自覚し、三重大学の学生としての責任を果たすことを強く望みます。