アメリカ研究

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コースカリキュラム紹介(文化学科)

アメリカ研究

アメリカ大陸を多角的にとらえ
さまざまな民族と文化のあり方を模索する

アメリカ合衆国だけがアメリカではない

アメリカ研究の研究対象は南北アメリカとその周辺域です。したがって、アメリカ合衆国はもちろんのこと、カナダやメキシコ以南のラテンアメリカ、カリブ諸国も守備範囲ということになります。広大な二つの大陸と一つの大きな海域。それがこのアメリカ研究の舞台です。

「何でもあり」のアメリカ

いま、その地域のことを少し思いうかべてみてください。大陸を貫く高峰が続くロッキー山脈やアンデス山脈。白い砂浜が遠くまで広がるカリブ海。氷に包まれた極北やパタゴニア。旧大陸とは独自に発展してきたマヤ・アステカ・インカの古代文明。夢と魔法のディズニーランド。映画のメッカ、ハリウッド。アマゾンには環境破壊とたたかう先住民の姿もあります。ジャズやロック、ブルース、レゲエ、フォルクローレ等々、近現代の大衆音楽の発祥地として、この地域にはどこにも音楽が流れています。人によっては大リーグやバスケットボールの本場だと言う人もいるかもしれませんし、それとはまるで違って、貧困や犯罪、多民族・多人種を思い起こす人もあることでしょう。十人十色。人の興味や関心はもちろん違うわけですから、他にも、面白い場所、美味しいもの、興味深いテーマを見つける人がたくさん出てくることでしょう。

ほんとにアメリカを知っていますか?

もちろん、もうすでに、この地域に関心を抱いていてくれる人も多いと思うのですが、なかには「もうアメリカなんて知ってるよ。テレビや雑誌でさんざん紹介されてるし...」と言う人もいるでしょうね。しかし、よく考えてみてください。それって、メディアで伝えられる上っ面だけの「アメリカ」ではないですか?そうした薄っぺらな理解だけでアメリカを知った気になってはいませんか?

アメリカ発見の旅へ

実は、南北アメリカとその周辺域ほど見た目と実態が異なっているところはないのです。幸いなことに、アメリカ研究のスタッフの多くは、現地にとけ込み長い海外生活を送ってきた先生たちです。いわば、異文化コミュニケーションの達人、メディアで伝えられているものと伝えられてこなかったものとを嗅ぎ分ける鋭敏な「嗅覚」の持ち主です。すでにアメリカに関心を持つ人も「アメリカなんてもう充分」というあなたも、そうした先生方と、新しい真のアメリカを見つける旅に出かけてみませんか?

卒論題目

アメリカ研究所属学生の過去の卒論題目には次のようなものがあります。
(タイトルの前の名前は卒論指導をおこなった教員の名前です)

井上 「映画『スター・ウォーズ』における英雄像について」
江成 「外国人の子どもの学校適応プロセス」
小田 「Little Women―四姉妹の成長物語―」
澤田 「日本語の選択の接続詞における排反性について」
立川 「意味を喚起すること/説明すること―日米の広告比較を通じた文化研究―」
中川 「カリフォルニア州における犯罪-人口属性、経済、教育との関係-」
野田 「ヘミングウェイ短編小説研究―父と子のつながり―」
森脇 「黒人問題としての『白人性』―アイルランド移民の『ホワイト・エスニック』化の考察―」
吉田 「英語の不定詞節における主語の特性と文法構造」
薄井 「心の哲学からみる他者の心の認識について」