人文学部
人文社会科学研究科

国際交流と異文化理解

留学体験記(セントラルランカシャー大学)

 

england1.jpg所属学科:法律経済学科

留学先の国: イギリス                

留学先の大学:セントラルランカシャー大学

留学期間: 2013年 9月~2014年 6月

 

 

Q1:あなたが留学(または研修に参加)しようと思ったきっかけは何でしたか?

2年の夏休みに経験した約2か月の語学留学に自分の英会話力に対して自信がつき、より長く英語の環境で過ごしたいと思いました。しかし、就職活動との兼ね合いや、英語圏の提携校が少なかったこともあり、半ば諦めていたところ、2年の3月から3年の4月頃に藤本先生から当時の新規提携校であるUniversity of Central Lancashireを教えていただき、タイミングが良かったこともありその段階で長期留学の決断をしました。

 

Q2:留学(研修)先大学での授業の様子やカリキュラム、サポート体制はどのようなものでしたか?

私は三重大生が取れる2つコースの上のコースを狙っていたのですが、先にも述べた通り、留学の決断が遅くなってしまい、準備不足だったこともあり、惜しくも上のコースには行けませんでした。下のコースは、正確にいうとpre-sessionコースといい、現地の大学で必要な基礎的な英語力を身に着けるためにあるコースで、いわば語学学校のようなカリキュラムでした。当然、現地の学生はいませんでしたし、クラスメイトも日本人がほとんどで、7割ほどを占めていたと思います。しかも、このプログラムは大学のカリキュラムの一部となっているので、前期好成績を収めれば上のコースに行けるということはなく、1年間我慢しなければなりません。コースに対する疑問、質問、不満、不安の窓口は各コースのコースリーダーの先生でしたが、三重大のような留学生個人個人につき、生活面など多面的にサポートしてくれるチューター的な存在はありませんでした。

 

Q3:留学(研修)先で印象に残った出来事や思い出を書いてください。

先にも述べた通り、正直私はコースの勉強だけでは不完全燃焼でした。留学に対する気持ちが塞ぎ込んでしまった時も当初はありました。そんな時、これまたタイミングよく、日本語学科の授業にランゲージアシスタントとして参加するボランティアの話を受け、その活動を始めました。最初は何の気なしに始めて、自分で本当に役に立つのか心配でしたし、学生からも信頼されてないなと感じるときもありましたが、数を重ねていくうちに学生の信頼も得られいろいろ尋ねてくれるようになりました。また、授業外でも声をよくかけてくれ、友達の幅も大きく広がったので、このボランティア活動はいろんな意味でやって良かったなと思い、強く印象に残っています。

 

Q4:これから留学(研修に参加)しようとする後輩へのメッセージをお願いします。

留学の決断は早いに越したことはありません!

また、留学という文字が一瞬でも頭をよぎったのならば、ぜひ半年でも1年でも、大学留学でも語学留学でも、実行することをお勧めします。1度でも違う環境に自分を置いてみてください。その経験は時間にゆとりのある今、大学時代しか味わうことができません。

最後に、留学を決めた段階の方は、留学先でしたいことをざっくりとでもいいので考えてみてください。当然、やりたいことの中心には勉強があると思いますが、私は「勉強+αの何か」を果たして始めて実りのある留学生活というものが実感できると思います。

なので、渡航前には考えにくいかもしれませんが、「+α」の部分で自分は何がしたいのか一度考えてみてください。そして、「+α」を探すことを念頭に置きながら実際の留学生活を過ごしてみてください。

 

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