人文学部
人文社会科学研究科

国際交流と異文化理解

留学体験記(タイ・バンコク、カセサート大学)

 「 『仏教国』タイで学んだ日々 ―仏教クラブの愉快な仲間たち― 」    

人文学部文化学科 アジア・オセアニアコース Y.M

期間:2015年8月6日~2016年5月22日         

 仏教理解のためにタイへ留学し、大学の仏教クラブに入りました。私のタイ留学のテーマは、タイ語習得とこの仏教クラブでした。はじめは、全くタイ語ができませんでした。それでも、タイ語クラスの先生方や仲間に助けられ、半年も経つと、タイ語のみで会話できるまでに成長しました。すると、英語で会話をしていた時とは違い、口癖や特徴的な語尾に気づき、相手の個性が見えてきます。これこそが、現地の人と現地語で話す魅力だと実感しました。

カセサート大学の式典写真

大学の仏教行事 布施式

仏教クラブでは、「知りたがり屋の日本人」になって、彼らとたくさん会話をし、読経や瞑想等の活動を共にしました。仏教の教えや実践には熱心な人たちだったので、思想の対立もあり、悲しくなったり苛立ったりすることも多くありました。しかし、ユーモアたっぷりで優しかった彼らとの日々は、自身の勉強目標の根底にある、「『異文化』を持つ他者を理解する」ためのヒントをたくさんくれました。彼らと共に過ごした日々は宝物です。

留学先タイの仏教クラブ

お坊さんと瞑想 仏教クラブにて

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