人文学部
人文社会科学研究科

教育

7月研修会: PBLチュートリアル講演会

掲載日 2005年07月25日
発信元:人文学部FD委員会

高等教育創造研究センター副センター長・大学院医学系研究科教授の津田司先生と副学長(教育担当)の山田康彦先生を講師としてお招きし、PBL チュートリアルの講演会を実施した。津田先生の講演「PBL-テュートリアルと成人教育学」では、従来の講義形式の問題点が指摘され、 Pedagogy(子ども教育学)からAndragogy(成人教育学)への転換の必要性が強調された。そして、成人教育学に基づき、学生の能動性を引き 出す授業形式の一つとして、PBLチュートリアル教育が紹介され、三重大学医学部での実践例が詳しく紹介された。山田先生の講演「PBLチュートリアル教 育の全学的展開に向けて」では、PBLチュートリアル教育の、三重大学の教育全体の中での位置づけや、全学的展開のコンセプトが論じられ、「感じる力」 「考える力」「生きる力」とその基盤となるコミュニケーション力を育成するための基軸となる教育プログラムとしての位置づけが強調された。質疑では、人文 学部専門教育へのPBLチュートリアル教育の適合性、従来の人文学部専門教育とPBLチュートリアル教育との違いなどについて疑問があがった。

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