場所：ハイトピア伊賀３階コミュニティホール

発表者：武村知子（一橋大学大学院言語社会研究科教授）

題目：画面の中の忍者たち――映像作品にみる身体統御の『芸』と『術』

概要：武士の「表芸」とされた剣術。その達人は「武芸の達者」と呼ばれましたが、忍術にすぐれた忍者を「武芸者」とは呼ばなかったでしょう。表立って人様にお見せする「芸」では決してなかったはずの忍術が、20世紀には映画やテレビドラマの中で世界中の観客を楽しませる見世物になりました。映像編集のテクニックが進展するにつれ、ショー・マンとしての新たな役割を得た忍者たちがどのようにして画面上の「芸」を獲得していったか、その楽しい歩みを、彼らの「術」と武士たちのそれとを比較しながらたどります。

要予約：８月1日～12日。上野商工会議所　電話0595-21-0527（平日9:00～17:00）　定員40名（先着順）

無料

※必ずマスク着用でお願いします。なお、講演の様子は後日、三重大学国際忍者研究センターYouTube公式チャンネル　https://www.youtube.com/channel/UCxJ3j5Biul-FH_jE0CxQhpQ　にて配信予定です。