最終更新 2020/5/27
Q01 男女の割合を教えてください。
ANSWER 2020年5月現在、文化学科では男子152名、女子274名、法律経済学科では男子405名、 女子326名です。
Q02 「シラバス」を見ることができますか。 (※「シラバス」とは各教員がその年に行なう講義の概要のことです。)
ANSWER 大学のホームページ(http://syllabus.mie-u.ac.jp//#hum)で見ることができます。
Q03 時間割と単位について説明してください。
ANSWER 1つの授業時間は90分です。授業は1コマ、2コマと数えます。月曜から金曜まで1日5コマ 開講されています。この5コマを1・2限(8:50~10:20)、3・4限(10:30~12:00)、5・ 6 限(13:00 ~ 14:30)、7・8 限(14:40 ~ 16:10)、9・10 限(16:20 ~ 17:50)と 区分しています。
1年を前期と後期の2学期に分け、各学期とも授業期間は試験を含めずに15週間です。授業を受け、試験等に合格すれば「単位」が与えられます。
人文学部を卒業するためには、128単位を取得しなければなりません。
Q04 授業の取り方について教えてください。
ANSWER 大学では決められた単位を取得するために、自分の目的にあった授業を選択し、自分で時間割 を組んでいくので、同じ学年の学生でも、それぞれ授業の取り方が違います。 ただし、学部や学科においてこれだけは所属の学生に受講してもらいたいという授業があり(「必修科目」と言います)、これらは必ず履修し単位を取得しなければなりません。また2年生で履修しておいたほうが良い授業、3年生からしか履修できない授業等がありますので、まったく自由 に取れるわけではありません。
Q05 「専門」とは何ですか。
ANSWER 大学の授業には教養教育科目と専門教育科目があります。教養教育科目は幅広い教養を身につけるための授業で、その多くは1年生および2年生のときに受講します。2年生になってからは、特に学びたい学問分野に焦点を絞りながら勉強を進めていきます。このときに受講するのが専門教育科目です。
Q06 「ゼミ」とは何ですか。
ANSWER 授業は形式上、講義と演習に分けられます。 講義は主として教員が説明し、学生がそれを聞いて理解するという形式の授業で、教室が大きく、受講生が多いという特徴があります。これに対して演習は、教員と少人数の学生が討論・発表などを通じて理解を深めていく形式の授業です。 ゼミとは主として法律経済学科で使われている言葉で、3年生から本格的に始まる専門演習を指します。法律経済学科の学生は、2年生の前期に各自の志望に沿った特定のゼミに配属され、ゼミの指導教員の下で専門を深めていきます。文化学科においても慣習的に、3年生以上の学生が指導教員から研究指導を受けるときにゼミという言い方をすることがあります。
Q07 クラスのようなものはありますか。
ANSWER 高校までのようなクラスはありませんが、それに類するものは次の2つです。教養教育科目の「英語Ⅰ」の授業は習熟度別になっていますが、そのうち「大学基礎」と「コミュニケーション」はクラスとして1年間継続します。また、1年生の前期に履修する「スタートアップPBLセミナー」、「教養セミナー」において、クラスを編成して授業が行われます。
Q08 宿題はありますか。
ANSWER 授業によって異なります。また宿題という形でなくても、自発的な予習・復習が必要な授業は多いです。
Q09 自分の専門分野はいつ決定するのですか。
ANSWER 文化学科では1年生の後期末に自分の属する地域を選択し、3年生からは特定の指導教員(2 年生後期末に決定)について専門を深めていきます。
法律経済学科でも、2年生の前期末に3年生から開講される必修科目「専門演習」(ゼミ)の所属を選択し、その「専門演習」(ゼミ)に基づいて専門分野(所属するコース・履修プログラム)が決定します。各学生に対する指導を 行き届いたものにする目的で、1つのゼミには各学年で平均して8人が配属されます。
Q10 学生と教員の距離は近いのですか。
ANSWER 大教室で行われる講義では、学生が教員と直接話す機会は少なく、距離が近いとは言えないの ですが、少人数の授業や演習では学生と教員の距離は非常に近くなります。また、それぞれの教 員はオフィス・アワー(教員が研究室に在室して学生からの質問を受け付ける時間帯)を設けて いますので、その時間を活用してください。
Q11 1人の教員は何人の学生の指導教員となるのですか。
ANSWER 分野や教員によって異なりますが、専門教育では1人の教員のもとで1人から10人程度の学生が学んでいます。1学年260人程の学生に対して専任教員70人あまりですから、たいへん恵まれた指導体制です。
Q12 教員の専門分野以外のことは勉強できませんか。
ANSWER 教員個人は非常に専門的なテーマを研究していますが、授業では自分の専門分野にとどまらず、その周辺分野にも視野を広げて教えます。その周辺分野を卒論のテーマにしたい学生がいた場合、教員は自分の専門から大きく逸脱していない限り、指導し、協力します。詳細はホームページの 教員(スタッフ)紹介ページをご覧ください。☛ 文化学科 / 法律経済学科
Q13 他学科の授業科目は受講できますか。
ANSWER 相互履修が許可された科目に関して一定単位数まで可能です。
Q14 他学部の授業科目も受講できますか。
ANSWER 他学部の専門教育科目の履修は、人文学部長を経て、当該学部長の許可を得ることによって認められます。この場合、一定単位数まで卒業に必要な単位として認められます。ただし、当然のことながら当該学部の学生に受講の優先権がありますから、受講者数が多い等の理由で履修が認められない場合もあります。
Q15 フィールドワークとはどういうものですか。
ANSWER 現地に入って聞き取り調査、アンケート調査、資料収集などを行うことです。また、人々の行動や建物、自然などを観察することもフィールドワークに含まれます。歴史学、考古学、文化人類学、社会学、地誌学、経済学、政治学等、さまざまな領域でフィールドワークが重要な作業となっています。
Q16 パソコンは入学時に使いこなせなければならないのですか。入学後にパソコンは必要ですか。
ANSWER 入学時にパソコンを使いこなせる必要はありません。人文学部においては、ワープロソフトや 表計算ソフトの使い方、インターネットを使った情報検索の方法等を半年間かけて学ぶ「情報科学基礎」を開講しています。平成30年度(2018年度)の入学生からノートパソコン必携となっています。
Q17 パソコンの資格はとれるのですか。
ANSWER 人文学部の科目を履修するだけではパソコンの資格を取ることはできませんが、パソコンやインターネットに関する基礎的な知識や技能は習得することができます。人文学部では、文化学科では 1年次を対象とした「情報科学基礎」という科目が、 法律経済学科では全学年を 1年次の必修科目である「情報科学基礎A」と選択科目である「情報科学基礎B」という科目が開講されています。「情報科学基礎」及び「情報科学基礎A」では、ワープロや表計算ソフト、インターネット等の基礎的な知識や技能に加えて、情報リテラシー、統計学とデータサイエンスを理解するための基礎を習得し、また「情報科学基礎B」では、社会調査や統計学の基礎的な考え方とともに表計算ソフトの応用的な技能等を習得することができます。
Q18 福祉関係を学ぶことはできますか。また卒業論文のテーマに選んでもいいのですか。
ANSWER 学べます。社会福祉の講義を開講していますし、社会福祉について学ぶことができるゼミがあります。介護保険の問題について勉強している学生もいます。もちろん卒業論文のテーマに福祉関係のテーマを選ぶこともできます。
Q19 教養教育ではどのような授業科目があるのでしょうか。単位数はどれだけでしょうか。
ANSWER 本学の全学生が履修する「共通カリキュラム」は、「教養基盤科目」と「教養統合科目」に分けられ、前者はアクティブ・ラーニングや外国語教育(英語)、異文化理解(ドイツ語、フランス語、中国語など)、健康科学といった科目から構成され、後者はグローバル化に対応できる人材育成」という理念を基に、3つの理解領域、すなわち「地域理解・日本理解」、「国際理解・現代社会理解」、そして「現代科学理解」から構成されています。
文化学科は最低44単位、法律経済学科は最低40単位を取得することになっています。
詳しくは、https://www.ars.mie-u.ac.jp/curriculum/curriculum/をご覧ください。
Q20 教養教育は4年間を通して学ぶのでしょうか。
ANSWER 教養教育については、卒業するまでの4年間で単位をそろえればよいことになっています。しかしたいていは、1年生と2年生の段階で教養教育分の履修をするのが普通です。そうしないと、専門の授業や卒業論文で忙しくなるので、たいへんになります。
Q21 教養教育の外国語科目には、どのようなものがありますか。
ANSWER 教養教育の外国語科目は、外国語教育の科目(英語)と異文化理解の科目(ドイツ語、フランス語、中国語など一般に未習外国語と呼ばれている科目)に分類されます。三重大学で は2020年度現在、異文化理解の科目として、ドイツ語、フランス語、中国語、朝鮮語、ロシア語、スペイン語、ポルトガ ル語が開講されています。
Q22 三重大学に入学するとTOEICの授業があると聞いたのですが。
ANSWER はい。三重大学では、入学者全員が4月に TOEICを受験し、その得点によって、前述の「英語ⅠTOEIC」を含む全ての英語の科目において、習熟度別のクラス編成を行っています。これによって、個々の学生のレベルに応じたきめの細かい教育が可能になりました。また、入学時において既に一定の英語能力(TOEIC 600点以上)のある学生は、必修の英語 「英語ⅠTOEIC」の2単位が全て免除され、1年生のときからより高度な授業を受講する機会 が与えられます。さらに、全学的な英語自習システムが導入されていますので、大学内あるいは自宅においてパソコンからのアクセスすることにより、いつでも自分の学力に応じた学習ができます。
Q23 人文学部の専門教育でも英語を学ぶことができるのでしょうか。
ANSWER はい。人文学部の専門科目としても、英会話や英作文の授業が開講されています。これらの科目は、専任の外国人教師及び非常勤外国人講師が担当しています。英語学習を希望する学生には、英語コミュニケーション能力をさらに伸ばす機会が、卒業時まで充分に確保されています。
Q24 英語以外の外国語はどうなっていますか。
ANSWER 標準的な履修方法では、中国語、ドイツ語、フランス語を教養教育で2年間学ぶことができます。朝鮮語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語は1年間学ぶことができます。
Q25 外国語会話に興味があります。関連する授業をいくつでもとれるでしょうか。
ANSWER 無制限に「いくつでも」受講できるわけではありません。会話という授業の性質上、多くのクラスで人数制限が行なわれています。また、外国語以外の必修の授業と重なって会話の授業がとれない場合もあるでしょう。それでも、時間割の工夫次第で、相当程度会話にウェイトを置くことが可能だと思います。
Q26 外国語の講義を受ければ、会話ができるようになりますか。
ANSWER 会話と名のついていない語学・文学の授業では、言葉の仕組みや言語芸術を研究する方法を学ぶので、必ずしも会話とは結びつきません。しかし外国語の文献を読むことによって、その言葉の性質を知り、単語力がつきますので、会話を学ぶ際の助けにはなります。会話ができるようになるには、会話の授業に出るのはもちろん、外国人教師と話す機会を積極的につくってください。
Q27 マスコミやメディアに興味があるのですが、どちらの学科がよいでしょうか。
ANSWER 文化的・社会的現象として捉えたいのであれば、文化学科で、また政治的・経済的側面との関わりで追究したいのであれば、法律経済学科で学ぶのがよいでしょう。
Q28 現代の社会について学びたいのですが、どちらの学科がよいでしょうか。
ANSWER 人文学部ホームぺージの各学科のカリキュラムと教員紹介を見てください。どちらの学科に行けばどういう教員からどういう指導がうけられるか、ある程度のイメージはつかめるのではないかと思います。また開設科目表もホームぺージに掲載されています。 https://www.human.mie-u.ac.jp/gakubu/staff/index.html