教員紹介 法律経済学科 現代経済コース 地域経済履修プログラム
落合隆(おちあい・たかし)国際経済論
相互依存性のある状況の下での合理的な行動について研究するのがゲーム理論です。企業の経営、政治、交渉、協調、組織原理などのあらゆる事象が、こ の理論の枠組みの中で分析することできます。主にこのゲーム理論を少数の企業からなる市場に応用することにより、市場の効率性や経済厚生などの評価を行っ たり、産業政策や貿易政策の効果について分析を行っています。
朝日幸代(あさひ・さちよ)地域経済論
計量経済学的手法を用いて、観光、環境に関する地域経済分析を行っています。どの地域にも地域固有な特性があります。現状を正確に把握し、地域の特 性を知ることによって、地域の問題点や地域振興を検討することができます。また、得られたデータを分析し、研究することは、地域政策の立案や今後の地域振 興に活用できる情報の提供にもつながります。地域の様々な資源を最大限活用し、その一方で保全しながら、地域経済がより成長できる研究、研究手法の分析に 取り組んでいきたいと考えています。
豊福裕二(とよふく・ゆうじ)産業経済論
現代日本の産業構造の分析を主たるテーマとしています。これからの日本の産業構造はどのような方向に向かうのか、あるいは向かうべきなのか。この問 題を考えるためには、現状に対する考察にとどまらず、戦後、高度経済成長期を経て形成された日本の産業構造の特質に対する理解が不可欠であるといえます。 総体としての日本の産業構造の発展過程とそれを構成する主要産業の発展過程を歴史的にたどりつつ、あらためてそれらの現状を分析することにより、今後の産 業構造の展望を探っていきたいと思います。
川地啓介(かわち・けいすけ)財政学
講義科目は、主に地方財政論や財政学を担当しています。経済学の応用分野であるこれらの分野において、公共財に関する議論は多くの研究者の関心を引 いてきました。地方自治体の供給する公共財の多くは、歳出面では、他地域の住民にまで便益が及びやすいという問題があります。歳入面では、自治体間を人や 資本が比較的自由に移動することが可能なため、財源となる課税ベースを何に求めるかが問題となります。こうした問題に対して、経済理論がどのような解決策 を提示できるかという点に関心を持っています。
岩崎克則(いわさき・かつのり)福祉経済論
少子高齢化の進展や経済社会構造の変化に伴い、我が国の社会保障制度は大きな曲がり角に来ています。社会保障制度の背後にある思想や、それぞれの制度の概要、そしてそれが抱える課題について考えてゆきたいと思います。その考察を深めながら、今後の社会保障制度の在り方を探ってみたいと思います。
嶋恵一(しま・けいいち)計量経済学
Keiichi Shima, Professor of Econometrics. Research Statement: Keiichi Shima's teaching and research interests are primarily in the field of corporate finance, investment, and applied econometrics. View his publications on Google Scholar.