人文学部
人文社会科学研究科

国際交流と異文化理解

留学体験記(南開大学)

 

所属学科:人文社会科学研究科

留学先の国: 中国

留学先大学:南開大学

留学期間:2012年9月~2013年7月

中国・南開(谷).jpg

Q1:あなたが留学しようと思ったきっかけは何でしたか?

私の専門が中国思想であり、また指導教官より自分の目で一度現在の中国を見てくるといいと言われたので留学を決意しました。それまで留学するつもりはなかったのですが、指導教官からの一言に心を動かされました。

 

Q2:留学先大学での授業の様子やカリキュラム、サポート体制はどのようなものでしたか?

留学先では中国語を学んでいました。文法を教えるクラスは30人ほどの班で、教わった文法を使って会話をするクラスは10人前後の班で、というように分かれていました。班はさまざまな国籍の人が混ざり合い、日本人は各班に2,3人という所です。一日の授業は45分のものが4つ、それが週4日、水曜日は選択科目で文化や経済、歴史などのやや専門的なもの、金曜日は太極拳や中華料理などの中国文化を実体験するという授業がありました。

サポートについては、事務室に日本語を話せるスタッフがおり大変助かりましたが、基本的には自分で何とかしなければならず、自発的な行動が求められます。留学先ではまず日本人の先輩を探すといいでしょう。彼らは様々な情報を持っているのでとても心強い味方となります。

 

Q3:留学先で最も印象に残った出来事や思い出を書いてください。

留学中に最も印象に残ったことは、学校の授業とは直接関わりのないことですが、私の留学先の都市では日本語サロンというものがあり、そこで日本語を学んでいる中国人と交流することができたことです。日本語を勉強している人は想像以上に多く、時にはその人たちに中国語を教えてもらったり、こちらから日本文化を紹介したりと、学校の授業だけでは得難い有意義な交流ができました。

 

Q4:これから留学しようとする後輩へのメッセージをお願いします。

留学するのでしたら、必ず目的を持ってください。また、自分の行動が日本人の評価に直結するという自覚も必要です。留学先では一個人であるとともに「三重大生」や「日本人」という大きな看板を背負うことになります。今まで道を作ってきてくれた先輩や、今後続いていく後輩たちのためにも、自分の背負う看板を辱めない態度や行動を心がけてほしいと思います。

 

 

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