人文学部
人文社会科学研究科

研究

講座を受講しての感想

近頃はSNSやフェイスブックなどを通して、海外がより身近に感じられます。私も忍者名でアカウントを持ち始めたところ、怪しい覆面姿のプロフィール写真を見てか、「teach me ninjutsu!」「I love hattori!」などと、日々さまざまな国の方からメッセージが寄せられ、忍者はやはり世界中で愛されているのだということを強く実感しています。そんな折に参加した今回の講座。「外国人の目から見た忍者」というテーマは、特に興味深く聴講させていただきました。「どういうところが、なぜ人気なのか?」受講者それぞれが改めて忍者を見つめ、忍者のあり方を深く考えるきっかけになり、より一層その魅力に引き込まれたことと思います。史実や文化など色々な角度から見る忍者の姿は、知れば知るほど面白く、もっともっと触れてみたくなるものでした。また、普段めったにお聴きできないであろう先生方の貴重なお話を伺えたのはもちろん、講座で出会った人たちと一緒に学び、語らう場を持てたのも、大変嬉しいことです。忍者ファンの輪は、さまざまな形で急速に拡大していて、どんどん勢いを増しています。今だからこそ、三重大学だからこそ突き詰められる「忍者学」が求められています。ぜひ、今後も発信し続けてください!素晴らしい講座を開いてくださり、本当にありがとうございました。

武蔵一族 小しころ


第1回目を除いた5回の講座を受講させて頂きました。今までは『忍びについて学ぶ』というと、 歴史的な資料・古文書に基づき作られた忍者についての本を勉強するという、一つの手段しか私は知りませんでしたが、今回講座を受け、忍者・忍術に対してこれほどに多方面からのアプローチが出来るという事に驚き、感激致しました。 やはり『忍者』というと、海外はもちろん日本ですらゲームやアニメ、映画に出てくるような史実からかけ離れたものをイメージされる方が多いと思います。それは、本当の『忍び』について知りたい、知って欲しいと願う私にとってはあまり喜ばしいことではありませんでした。しかし、何故そういうイメージになったのかを研究すると、大元である実際の忍びというものにも辿り着く。という事をこの講座で教えて頂き、それらイメージの忍者に対する見方も随分と 変化しました。 私が受講させて頂いた5回で、実際の忍びの歴史や地理、物語の忍者、海外で好まれる忍者まで幅広く学ぶ事ができ、今後、日本の忍びを広め、盛り上げていく上でとても参考になりました。このような機会を設けて頂き、大変感謝しております。 次回以降の講座では、より具体的に忍びについて学ぶことのできる内容となっているようで、今からとても楽しみです。今後、忍術についてもより深く学べる機会ができればと期待しております。

武蔵一族 千

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