研究
第4回「YouTuberからみた伊賀忍者観光」(後期)
「YouTuberからみた伊賀忍者観光」要旨
ミスター武士道
この講演では、世界的なエンターテインメントアイコンとしての忍者の魅力を語り、それをどのように観光に活かせるかを考えました。
日本の忍者文化は、映画、アニメ、ゲームなどを通じて世界に発信されていますが、それだけではありません。
インバウンド需要により多くの外国人観光客が訪れる京都には、NINJA Experience(忍者体験)を売りにしたレジャー施設があります。
この施設では、展示物やデモンストレーションで忍者文化を学ぶだけでなく、実際に忍者の衣装を着て手裏剣投げや忍び足のトレーニングを受けることができ、最終的には試験に合格できれば「official Ninja」になれると公式ホームページでうたわれています。
また、忍者の名を冠した障害物レース『Ninja Warrior』(『SASUKE』)は、世界中で大会が開かれるほどの人気スポーツとなっており、2028年ロサンゼルスオリンピックでは近代五種のうちの一つが馬術から障害物レース=オブスタクルスポーツへと変更されました。
映像作品を見たり歴史を学ぶだけでなく、「忍者を体験する時代」が来ています。
この忍者体験を伊賀観光へ結びつけることができるのではないでしょうか。
YouTuberである私自身が、オブスタクルスポーツを体験した動画も交えてお話させていただきました。