2014年9月6日(土)中国社会科学院日本研究所において、国際シンポジウム「『忍者』からみた中国と日本と韓国-その交流の歴史と未来-」が開催され、日中韓の研究者による忍者研究の報告と討論が行われました。人文学部からは、尾西康充教授が「大衆文学と忍者―貴司山治「忍術武勇伝」」、山田雄司教授が「日本における兵法の変容と忍術の成立」、吉丸雄哉准教授が「立川文庫と忍者像の変容」という報告を行い、川上仁一社会連携特任教授が「忍者の精神と日本の心」という報告を行いました。中国古代の兵法から現代のアニメに見られる忍者まで幅広い発表があり、東アジア三国による学術研究の重要性が確認されました。これからも共同研究を行っていく予定です。また翌日には中国社会科学院日本研究所と三重大学との学術交流協定の調印式も行われました。
左から内田淳正学長、高洪中国社会科学院日本研究所副所長、崔世廣中国社会科学院日本研究所研究員
尾西康充教授による報告
立川文庫の実物を見せる吉丸雄哉准教授
川上仁一社会連携特任教授