2015年2月1日(日)、三重大学生物資源学部2F大講義室にて、「国際忍者シンポジウム~世界と日本の忍者・忍術研究~」を開催しました。
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院研究員のStephen Turnbull先生より、"The Forgotten Samurai: Japanese Warriors in Southeast Asia 1593-1688"という講演を、また古流武術連合会会長の中島篤巳先生より、「伝書から読みとれる忍術と忍者の実像」という講演がありました。討論では、山田雄司人文学部教授司会のもと、小田敦子・井上稔浩両人文学部教授が加わり、戦国時代から江戸時代初期にかけて東南アジアで活躍した日本の武士の実像や、伊賀・甲賀の特質について討議され、これからの三重大学における忍者研究の方向性についても議論されました。
Stephen Turnbull先生
中島篤巳先生
討議風景
また、Stephen Turnbull先生には、2月4日(水)上野高校ESSのクラブ活動に参加していただき、イギリスのことや伊賀のことについて生徒さんと話しました。