人文学部
人文社会科学研究科

教育

エントリーシート合宿も行った私の就活 :Eさん(女子)【銀行B社】

“エントリーシート合宿”も行った私の就活

Eさん(女子)【銀行B社】

思い返せば去年の今頃(9月末~10月)、私も今の皆さんと同じように、就職活動に大きな不安を持っていました。就職活動を始めてから、5月中頃 に内定をもらうまでの間には、数え切れないほどの不安や緊張、焦りを感じました。私の体験が少しでも皆さんの力になれるよう、私自身の就職活動の流れやポ イントをお話してみようと思います。

<プレエントリー・合同企業説明会(11月~)>
就職情報サイトにはたくさん登録しました が、実際に利用したのは主にリクナビ・毎ナビのみでした。企業の中には一つの情報サイトにしか登録していない所も多くあるので、見逃さないように注意が必 要です。また、個別企業へのエントリーは、エントリー者にのみ説明会や選考の案内が来る企業も多くあるので、興味のある企業は早めにエントリーしたほうが よいと思います。
私が始めて合同企業説明会へ行ったのは12月頃です。最初はブースを回る就活生の熱気に圧倒されると思いますが、せっかく多く の企業を見て回れる機会なので、おもいきって行動しましょう。私は主に金融、住宅などを中心に就職活動をお行いましたが、合同企業説明会ではメーカーや商 社など、個別説明会では足を運ばないような企業も回って楽しみました。

<個別説明会・自己分析・エントリーシート(1月~)>
初めて個別説明会へ行ったのは1月中旬です。ピークは2月頃で、毎日のように名古屋へ通っていました。この頃は説明会のほかにエントリーシートや履歴書の提出も多く、体力的にキツイ日々でした。
就職活動を始めて、誰もが困るのはエントリーシートだと思います。私も自己分析の仕方が分からず、自分のどこを、どのようにアピールすればよいのか分から ないままエントリーシートの提出日が迫っていました。そこで行ったのが友人の家でのエントリーシート合宿です。一晩かけてお互いの長所や短所を探し、アド バイスし合うことで、自己PRを作るための材料を見つけることができました。自分で自分自身を掘り下げることも大切ですが、客観的に見て自分はどういう人 間なのかを知ることも大切だと思います。

<面接(3月~)>
私の第一志望群の金融一般職の面接は4月から一気に始まりました。この頃から内定をもらう5月中頃までは、ほぼ毎日筆記試験や面接を受け、1日に2~3社の企業を回っていました。
金融だけには限らないかもしれませんが、特に金融の面接では、志望動機よりも、とにかく「あなたはどのようの人物なのか」というのを徹底的に見られた気が します。具体的には、「学生時代にがんばったことは何ですか」「どうしてそれをしようと思ったのですか」「そこから何を学びましたか」「つらかったことは ありますか」「それをどのように乗り越えましたか」など、一つのことにエピソードについて深く深く聞かれました。面接の途中で詰まってしまわないよう、 しっかりと準備をして行ってください。
また、面接という短い時間の中では第一印象がとても重要になります。緊張していたとしても、とにかく笑顔 で、相手の顔を見てハキハキと話すことが大切です。最初の頃の面接では、緊張して何がなんだか分からなくなると思いますが、何度か受けているうちに、何を 聞かれるのか、どういうふうに答えればよいのかということが分かり、必ず慣れていきます。いきなり志望度の高い企業の面接を受けず、練習のつもりで何度か 面接を受けるとよいと思います。
就職活動は確かに辛いものでもありますが、私は就職活動の時期ほど、「自分」について考えたことはありません。 また、就職活動は決してひとりでできるものではありません。就職活動を通して、誰でも必ず壁にぶつかる時が来ると思います。その時に、弱音を吐けたり、励 ましあったりできる友人は、本当に貴重な存在です。自分自身と真剣に向き合って、周りの人たちと支え合い、悔いの残らないよう、最後までがんばってくださ い。

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