教育
私の県職員採用試験受験記 :Gさん(女子)【県庁】
私の県職員採用試験受験記
Gさん(女子)【県庁】
1.はじめに☆
厳しいようですが、これから公務員を受験される方にまず言わせてください。「これからは熱い想いがないと公務員にはなれま せん」。ただ、安定してるからいい・企業は厳しそうだから嫌だ・・などと思って公務員受験しようとしている人は絶対落ちます。だから、自分が本当に公務員 になって責務を果たせると思っている人だけ受験してくださいね☆
2.県庁【行政Ⅱ】一本だけで受験→合格
私は、県庁【行政Ⅱ 種】以外、一切受験をしていません。大卒程度の公務員試験には、国家・県・市町村や、税務署・労働基準監督官・警察官など様々あるのですが、私は絶対県庁 で働きたかったので、受験したのは県庁『行政Ⅱ種』のみです。そしてこの『行政Ⅱ種』というのは何かというと、県庁の行政職試験にはⅠとⅡがあるのです。 その違いは、Ⅰ種は1次試験に専門試験があり、Ⅱは1次試験の専門試験がない代わりに1次試験に論文・2次試験にアピール面接がある、ということです。勉 強に自信のある人は行政Ⅰ種・面接に自信のある人はⅡ種を受けるという感じです。私は、「面接ならいける!」と考えたのでⅡ種を受けました。
「面接ならいける!」と思い、行政Ⅱ種を受けることにしたのは大学3年の春。つまり私の公務員受験は大学3年のはじめから始まっていました。面接に自信が あるとはいえ、アピール面接を勝ち抜くには何かアピールするものが自分になくてはいけません。そこで、私は大学3年の1年間は、ボランティアやインターン シップなどに精を出し、自分を磨く時間にしたのです。まず、夏休みに県庁のインターンシップと議員インターンシップに参加。そこで、県庁の仕事とはどんな ものか、自分の目指す公務員とは何かなど、考える機会を得ました。この経験は、面接のためにも、自分自身のためにもすごく役に立ったと思います。つまり、 3年生の1年間は二次面接のために費やしたという事です。
では1次試験のための試験勉強はどうしたかというと、3年生の4月から週末に名古屋の 予備校に通ってはいましたが、ほとんど勉強などせず、本格的に勉強をしはじめたのは翌年2月頃でした。本気になるのが遅かったのですが、でも本気になった ら死ぬ気で勉強しました。2月からは毎日am9時に大学の図書館に来て、午前は数的処理・午後は一般教養と決め、pm7時頃まで勉強しました。まさに1日 10時間勉強です。泣きたくなるくらい勉強しました。そのかいあって1次試験には合格、そして3年生の1年間での経験を面接で精一杯アピールして最終合格 をいただきました。以上が私の受験記です。
3.絶対合格するためのルール
私の経験から、県庁職員をはじめとする公務員試験に合格するためにはいくつかのルールがあると思います。そこでみなさんにそのルールを伝授します!
ルール1;自分の受けたい公務員試験についての適切な情報を入手する。
試験の日程・必要な試験科目などをまず調べます。試験によって必要ない科目や面接もあるので無駄な努力はしないように。過去の試験実施要項は、たいていインターネットで見られますよ。
ルール2;1次試験勉強は「公務員試験 受かる勉強法・落ちる勉強法」に任せる。
1次試験の勉強の仕方は、どの受験生も似たようなものです。なぜならコツみたいなものがあるからです。例えば、みんなとにかく良い過去問題を徹底的に解 いているんです。例えば、みんな絶対捨て科目は作らないんです。そういった勉強のコツを調べ上げた集大成が、洋泉社発行の「公務員試験 受かる勉強法・落 ちる勉強法」です。この本を読めば、1次試験勉強になにをしていいかわかります。勉強のコツを身につければこっちのものです。予備校なんて行く必要ありま せん。ただ、ここで注意しておきたいのはコツを知った後、人一倍の勉強を実践しなくてはいけません。人と一緒の事をしていては勝てません。同じ勉強法で勉 強していて、どれだけ人より身につけられるかが勝負なのです。
ルール3;二次試験の面接対策はとにかく早めに! たくさん! 手をうつ。
2次面接の対策は1次試験が終わった後に始めます。模擬面接や集団討論の練習に参加するのです。しかし、私の経験上、1次試験に比べて2次面接は急に情 報が乏しくなり、予備校も不親切になり、なにをしていいものか困ってしまうので気をつけて下さい。大学の就職支援センターや予備校・また三重県の「おしご と広場みえ」をフルに活用しなるべく早めにたくさん面接の練習をして下さい。また、受験する自治体や役所のHPを毎日見て情報を集めておいて下さい。新聞 も、毎日絶対よんで下さい。
ルール4;二次試験の論文対策は必ず自分で書く。
よく、参考書などで「論文を自分で書いて添削などしてもらうなんて時間の無駄だ」「模範解答を覚えればいい」とかかれていますがそれは大きな間違いです。絶対自分の頭で考え、自分の意見を自分の言葉で書いてください。
以上のルールを踏まえ、自分の力を信じてやれば、絶対公務員試験には合格します☆だって合格者はゼロじゃないのですから。要するに人より努力すればいいんです。頑張ってくださいね!!