お知らせ
お知らせNews
三重大学人文学部・人文社会科学研究科に関するお知らせを掲載しています。
地域研究フォーラムin松阪多気サテライト」を開催しました
人文社会科学研究科の授業科目「三重の文化と社会Ⅰ・Ⅱ」では、三重県の「文化と社会」を総合的に捉え、その特色を明らかにすることをシラバスに謳っています。また、研究成果は報告書にまとめるとともに、毎年選定する研究対象地域の現地にて開催する地域研究フォーラムにおいて発表することになっています。
2025年度は、2024年度に三重大学が地域拠点サテライト「松阪多気サテライト」を松阪市内のカリヨンプラザに拠点を構えたことを記念して、そのエリアである松阪市・多気町・大台町・明和町を現地発表会対象市町として設定しました。そして、松阪市企画振興部地域づくり連携課の協力を得て、松阪市を中心とした「ジェネラルサーベイ(現地での予備調査や視察)」を実施しました。
大学院生3名の研究成果は、2026年1月に「松阪多気地域の研究」として報告書にまとめられ、1月25日(日)に松阪公民館 講座室1で開催した「地域研究フォーラムin松阪多気サテライト」において、成果報告が行われました。
3名の発表タイトルは、以下の通りです。
曽山恵「地域共生社会に向けた包括的相談支援体制の意義と展開―松阪市福祉まるごと相談室を事例として―」
朱瑩鈺「地方自治体における脱炭素関連補助金制度に関する考察―松阪市を中心に―」
張婧「日本伝統的性別役割分業の変容と持続 なぜ家事は女性の方に偏っている?松阪市役所女性職員の聞き取り調査によって」
また、院生の発表に先立ち人文社会科学研究科の教員から、河合一樹講師による「東アジアの中の本居宣長―三重から世界へ」と題した基調講演、安部大樹特任助教から「多気町におけるバイオマス発電への竹利用の取り組み」と題した話題提供がありました。
本フォーラムには、松阪市企画振興部の世古地域づくり連携課長、林経営企画課長をはじめ、現地調査にご協力いただいた松阪市役所などの方々及び一般の方々も含めた来場者約35名が参加し、盛んな質疑応答が行われました。
各発表に対して参加者から建設的なアドバイスや励ましのお言葉などを多々頂戴しました。さらに、アンケートでも今後の研究の手掛かりや地域研究フォーラムに対する感想やご意見なども頂き、大変有意義な地域研究フォーラムを開催することができました。

豊福研究科長による開会挨拶


教員・大学院生による発表・質疑応答の様子