2022年6月24日(金)、桑名市ふるさと納税プロジェクトの調査として、産業経済論ゼミナールがふるさと納税協力事業者2社を訪問しました。

(本プロジェクトを包含する協定の詳細はこちら)三重大学 | 桑名市・桑名市総合医療センターとの新しい未来の共創に関する協定を締結しました (mie-u.ac.jp)

5月18日に桑名市役所ブランド推進課様・政策創造課様からの説明を受けて以後、各ゼミで検討課題の整理に動いております。今回はその一環として、協力事業者である株式会社舘養蜂場本店様・有限会社伊藤鉉鋳工所様のお話を伺いました。

(5/18キックオフミーティングの様子はこちら) 三重大学　人文学部・人文社会科学研究科 | 桑名市ふるさと納税プロジェクトが始動しました (mie-u.ac.jp)

舘養蜂場本店様は大正元年の創業以来、蜜源と製法にこだわり蜂蜜を製造する企業です。国産蜂蜜は輸入品に押され、自給率も一桁台で推移する厳しい実情にありますが、蜜源ごとに産地を明記する同社の製品は消費者に安心して買い求められます。一次産業に広く見られる後継者不足の課題も克服しており、同社の今後の展開が注目されます。

伊藤鉉鋳工所様は昭和25年の創業から鋳物製造に力を注いで来られ、その技術を活かし現在は日本唯一の国産ケトルベルの生産者でもあります。働き方改革やコロナ禍による在宅時間増加は、健康増進や体力づくりへの関心を高めた副次効果もあり、ケトルベルも俄に愛好者を増やしています。世界的には鋳物生産量はなだらかながら増加傾向にある反面、生産が途上国に移り、日本の国内生産量は長期的に減少傾向にあるのが実情です。「くわな鋳物」の技を活かした新しい鋳物製品の今後の展開が注目されます。

舘養蜂場本店様、伊藤鉉鋳工所様、お忙しい中ご協力いただき有難うございました。

以上