2020年7月

三重大学大学院人文社会科学研究科における

専門科目「忍者・忍術学」の導入について

この度、三重大学大学院人文社会科学研究科・地域文化論専攻（修士課程）では、2018年度入試より専門科目「忍者・忍術学」を導入することとしましたので、ご案内いたします。そして2018年度カリキュラムより、「忍者・忍術学」関連の授業科目（歴史・文学を中心とした授業）を新設します。これにより、「忍者・忍術学」関連の授業を履修して修士号（人文科学）を取得することが可能になります。

１．大学院入試の手続き

（１） 募集定員：地域文化論専攻全体で８名

（２） 出願期間：2021年１月５日（火）～１月14日（木）

（３） 試験日程：２月６日（土）、予備日７日（日）

（４） 試験科目：「筆記試験：小論文（日本語）」「筆記試験：専門科目」「口述試験：面接」

（５） 合格発表：２月12日（金）

詳細については、人文学部ホームページで確認できます（詳細はこちら）。

２．修士課程における履修モデル

修士号取得のためには、計30単位の授業履修と修士論文の提出が必要です。「忍者・忍術学」を学ぶ場合は、以下の（１）～（４）の授業の履修がモデルとなります。

（１）「特別研究Ⅰ」～「特別研究Ⅳ」　計８単位必修 （修士論文指導が中心の授業です）
（２）「三重の文化と社会Ⅰ」「三重の文化と社会Ⅱ」　計４単位（三重県の文化を現地で調

　　　査して学びます）

（３）「忍者文化論特講」「忍者文化論演習」「忍者文化史料論特講」「忍者文化史料論演習」、計８単位

（４）「日本中世史特講」「日本中世史演習」「日本中世史料論特講」「日本中世史料論演習」「中世近世日本文学論特講」「中世近世日本文学論演習」「中世近世日本文学作品論特講」「中世近世日本文学作品論演習」　以上より10単位選択

注）・授業は、原則として日本語で行います。

　　・伊賀をフィールドとして、現地で「忍者・忍術学」を学ぶ授業もあります。

・社会人の受け入れを進めるために、夜間にも昼間と同じ科目を開講しています。

　　・２年分の授業料で３年間あるいは４年間履修する長期履修学生制度があります。

　忍者文化発祥の地、三重県で「忍者・忍術学」を学びたいという意欲あふれる多くの学生の入学を期待しています。留学生の場合は、人文学部の奨学金制度より授業料を援助することも検討しています。

連絡先：　514-8507　津市栗真町屋町1577　三重大学人文学部・学務担当

　　　　　　　　　Tel：　059-231-9197

　　　　Mail：　hum-gakumu@human.mie-u.ac.jp