留学体験記(エアランゲン・ニュルンベルク大学)

photo

所属学科:文化学科

研修先の国: ドイツ

研修先の大学:エアランゲン・ニュルンベルク大学

研修期間:   2012年  3月~   4月

 

Q1:あなたが参加しようと思ったきっかけは何でしたか?

私は、昨年の夏休みに大学が主催する「タンデム」という日本学専攻のドイツ人学生との交流会に参加しました。最初は友人同士と何の気なしに参加したこの企画でしたが、何日も経つにつれて、彼らの「日本について学び、吸収しよう」という姿勢に驚かされました。そして、自分自身もヨーロッパ、特にドイツに関しては前々から興味があったので、夏休みにドイツ人学生が日本に来たように、自分もドイツに行きたいと思い、この研修に参加しました。

 

Q2:研修先での印象や思い出を挙げてください。

平日は大学でドイツ語の授業を受けました。私たちはエアランゲン大学に留学する様々な国の人たちと一緒にドイツ語の授業を受けました。授業は内容もドイツ語の学習、説明もドイツ語なので、「ドイツ語でドイツ語を勉強する」という形で、慣れるまでは本当に大変でした。しかし、授業が少しでも分かるようになると楽しいし、なかなか日本では知り合いに慣れない国の人たちとも接することができるいい機会になりました。

休日はみんなで日帰りの遠足に出かけました。南ドイツ最大の都市、ミュンヘンや、クリスマス・マーケットで有名なローテンブルクなど、エアランゲン付近を散策しました。ヨーロッパの街並みはどこも素晴らしく、日本にはない新鮮さがありました。

普段の生活はホームステイでした。ホストファミリーの人たちはみんな優しく接してくれるので、本当の家族のようでした。また、食事・洗濯・入浴などにおいても、日本とは全然違った生活スタイルを体験することができます。

 

Q3:これから研修に参加しようとする後輩へのメッセージをお願いします。

皆さんは、ドイツ語を何年習っていますか? 数年間は勉強しないと留学できないと思っていませんか?自分も含めて今回研修に参加したメンバーの大半は、ドイツ語を学習して1年か2年の人たちです。それでもこの研修は参加することが可能です。「話せないから研修は控えようかな」というような、殻に閉じこもるようなことはやめて、思い切って現地に行ってみて下さい。その場所でその国の言語を学んでみて下さい。大切なのは「行動をおこすこと」「文法がメチャクチャでも話してみること」です。自分の意思を伝えようとすれば、みんな、優しく、親身になって聞いてくれるはずです。多くの人がこの研修に興味を持って頂けたらと思います。