留学・国際交流関係
留学・国際交流関係
大学生になったら留学したり、語学研修で外国へ行ったりしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。人文学部では、外国の大学との間に締結された交流協定に基づいて、留学・語学研修などを実施しています。
留学や協定校に関しては国際交流センターのホームページにも詳しい説明があります。
交換留学制度 (体験記はこちら)
1.交換留学制度について
交換留学制度に関する本学部の要項は下記(ア、イの部分)のとおりです。
「海外留学とは、本人の置かれた立場とか目的等によって様々な形態が考えられますが一般的に大学生の場合には交換留学と言って、日本の大学に学籍を置いたまま、一定期間外国の協定校において勉強に従事することを示します。この場合、期間は一年以内となります。協定校以外の大学へ留学する場合は、休学許可をもらって留学します。この場合は期間が1年を過ぎても問題はありません(連続最長2年まで)。」(『三重大学大学案内2013』より)
ア.協定校への留学=本学と外国の大学との大学間または学部間協定に基づく留学
1)手続 留学を志望する者は、指導教員及び留学生支援室担当者と相談のうえ、学部長に「留学願」を提出しなければならない。また派遣は大学内の所定の手続きを経て決定する。
2)資格 派遣時において学部の2年次以上に在籍している者。
3)派遣期間 6ケ月以上1年以内とする。
4)在学期間 留学期間は在学期間に算入される。
5)単位互換 本学の認定により、修得単位の互換ができる(30単位を超えない範囲で、卒業に要する所定の単位として認めることができる)。
6)授業料 留学期間中の本学の授業料は納入しなければならない。ただし協定大学の入学料と授業料は原則として免除される。
イ.協定校以外への留学(※)
1)手続 協定校以外への留学は人文学部所定の手続きを経て許可する。
2)学籍 原則として本学部は休学する。その際には「休学願」を提出しなければならない。この場合の留学期間は在学期間に算入されない。
3)留学期間 連続最長2年まで。
4)単位互換 原則として修得単位の互換はできない。
5) 授業料 休学期間中の本学の授業料は納入する必要がない。
(※)協定校以外の大学への留学に関する注意事項
- 協定校以外への留学であっても、「協定校への留学に準じた留学」と認められる場合がある。「協定校への留学に準じた留学」として認められると、休学をすることなく留学することができ、留学期間は在学期間に算入される。ただし「協定校への留学に準じた留学」と認められた期間の本学の授業料は納入する(休学をしないため)。また「協定校への留学に準じた留学」と認められた場合は、留学先の大学における修得単位の本学との互換が認められる場合がある。
- 「協定校への留学に準じた留学」と認められるためには、人文学部が設置する審査委員会の決定を経て、教授会で申請が承認されなければならない。
- 上記2に基づく教授会の承認のある留学(「協定校への留学に準じた留学」)で、留学先の大学での修得単位の本学との互換については、その目的のために設置される審査委員会の決定を経たのち、教務委員会および教授会で審議され、承認されなければならない。
2.人文学部学生・院生の主な留学対象校(協定校)
協定校名をクリックすると協定校のホームページにリンクします。
国 | 協定校名 | 概要紹介 |
---|---|---|
中国 | 江蘇大学 | 8つの分野、24の学科、69の学士プログラムを提供。大学の所在地、鎮江は歴史的商業都市で、周辺は名勝、旧跡も多い。 |
〃 | 天津師範大学 | 広大な敷地に23学部を擁する総合大学。天津は5大都市の1つ。旧租界など西欧風の街並みも残る近代中国の歴史の街。 |
〃 | 南開大学 | 天津にある国立の総合大学。日本研究院が人文社会科学研究科と協定。周恩来初め有名政治家、実業家、研究者を輩出している。 |
〃 | 延辺大学 | 中国東北部延辺朝鮮族自治州にある総合大学。東北アジア研究や民族研究などが有名。中国語と朝鮮語が学べる。 |
〃 | 雲南大学 | 留学生の受け入れ規模は雲南省随一で、欧米からの留学生も多い。大学周辺には、各国料理のレストランが並ぶ。 |
〃 | 北京外国語大学 | 外国語教育では中国国内でも最高峰で、カリキュラムも整っている。世界各国から留学生が訪れるため、国際色豊か。 |
台湾 | 国立高雄師範大学 | 教育、文学など5学部19学科がある。台湾の各方面に専門知識と技術を備えた人材を輩出している。台湾研究や台湾史研究は内外の評価が高い。 |
韓国 | 梨花女子大学校 | ソウルの中心にあり女子大学としては世界最大級。多くの著名研究者、実業家を輩出。言語教育院は男女共学で韓国語が学べる。 |
〃 | 東国大学校 | ソウルと慶州にキャンパスがある。禅と仏教に関する蔵書で有名。演劇学部卒業生に有名俳優が多い。 |
〃 | 世宗大学校 | ソウル市内。韓国有数の論文掲載数を誇る。「世宗」は李氏朝鮮4代目国王でハングルを制定した人。 |
モンゴル | モンゴル国立大学 | 首都ウランバートルにあるモンゴル随一の国立総合大学。文系では経済、法律、人文科学、外国語・文化、モンゴル研究など。 |
ウズベキスタン | タシケント国立法科大学 | 首都タシケントにある法律を専門にした国立大学で、ウズベキスタンの法曹養成の中心であり、優れた法曹を輩出。日本語教育も盛ん。 |
タイ | チェンマイ大学 | タイで最も古く最大規模の大学。多様な学内施設と最先端設備が完備。学内に多数の店舗がある。古都チェンマイはタイ北部最大の都市。 |
ベトナム | 外国貿易大学 | 主要キャンパスは首都ハノイにある。経済、国際ビジネス、金融、外国語などの有能な人材を輩出。日本語教育も盛ん。 |
〃 | ホーチミン市師範大学 | 最大都市ホーチミンにある教員養成大学。外国人向けベトナム語コースがある。日本語教育も盛ん。 |
オーストラリア | タスマニア大学 | 自然環境に恵まれた総合大学。各国から学生が訪れ、留学生教育が充実。大学がある州都ホバートは、美しい古都。 |
イギリス | セントラル・ランカシャー大学 | 総合大学で、特に言語学とジャーナリズムの分野ではトップクラス。大学のあるプレストンは歴史ある街で、湖水地方やマンチェスターにも近い。 |
ドイツ | エアランゲン・ニュルンベルク大学 | ネイティヴと一対一でドイツ語が学べる。小さな大学町で治安も良い。地ビール醸造が盛んでビール祭りで有名。 |
〃 | ハイデルベルク大学 | ドイツ最古の大学。市内には観光名所がいっぱい。ドイツ語コースが充実している。 |
〃 | ボーフム大学 | すべての学部が一カ所にまとまっている。隣接のショッピング街は非常に充実。州内全域乗り放題の格安定期券がもらえる。 |
〃 | ライプチッヒ大学 | 1409年創立の、ドイツで2番目に古い大学。ライプチッヒは、ゲーテやバッハが住んだことでも有名な、文化と伝統の街。 |
フランス | リヨン政治学院 | 語学センターでフランス語を学んだ後、好きな授業を受けることができる。大都市リヨンは住みやすく自然も豊か。 |
〃 | リール第3大学 | フランス有数の国立総合大学。外国語学部に日本学科があり、外国語としての仏語コースも充実している。リールはベルギー国境に接した学生都市。 |
スエーデン | ルンド大学 | 創立1666年の古い大学。日常も英語で過ごせ、英語でのカリキュラムも充実。ルンドは歴史のある、治安のよい住みやすい街。 |
ロシア | ハバロフスク国立経済法律アカデミー | 会計、経営、金融、商学、国際経済、法学の6学部から成る。ロシア国内の経済・貿易関係機関に卒業生が多い。 |
アメリカ合衆国 | ノースカロライナ大学ウィルミントン校 | 大西洋沿岸の緑豊かな環境にある総合大学。文学・芸術分野にも力を入れる。ホストファミリーなど、留学生向けの体制も充実。 |
ブラジル | サンパウロ大学 | 南米随一の総合大学。留学生にはポルトガル語教育を行う。サンパウロ州と三重県が姉妹提携。現地では三重県人会もサポート。 |
- サンパウロ大学、ルンド大学、リヨン政治学院、リール第3大学の4校は学部間協定校です。
- 上記大学以外にも大学間協定校が多数あります。
- 学生サービスセンター留学生支援室で募集等必要な事務を行います。
- 応募の際、語学能力試験の結果通知コピーの提出を求められることがあるので、必要な場合、あらかじめ受験をしておくことが望まれます。
3.留学のための奨学金
協定校への留学旅費については、三重大学国際交流特別奨学生制度に応募できます。その他、三重県などの自治体・各種団体・機関等の奨学金があります。
語学研修制度(体験記はこちら)
三重大学の海外語学研修
研修外国語 | 研修を行う大学 |
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英語 | タスマニア大学、シアトル・パシフィック大学 |
ドイツ語 | エアランゲン・ニュルンベルク大学 |
中国語 | 天津師範大学 |
○例年2月中旬~3月中旬に約1カ月間(天津師範大学は3月に約2週間)です。
○1年次から参加可能です。
○国際交流センターで募集等必要な事務を行います。
○海外語学研修で一定の成績を修めた者には、それぞれ共通教育の単位が与えられます。
人文学部の海外語学研修
研修外国語 | 研修を行う大学 |
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英語 | オックスフォード大学ハートフォード校 |
○例年8月に2週間行います。
3大学ジョイントセミナー(体験記はこちら)
3大学国際ジョイントセミナー&シンポジウムは、三重大学(日本)、チェンマイ大学(タイ)、江蘇大学(中国)が交代でホストをしている国際交流を兼ねた論文発表会です。例年アジアの10数大学が参加します。参加者は、選考のうえ決定されます。
2013年度は三重大学で開催されました。テーマは「人口、食糧、エネルギー、環境、ESD」でした。
体験記(読みたい手記をクリックして下さい)
1. 海外協定校への留学
2.協定校からの留学
3. 語学研修
4. 3大学ジョイントセミナー
国際イベント情報
年月日 | イベント名 | 内容 |
---|---|---|
2014.1.26 | 留学生文化体験企画 | 伊賀市 |
2014.1.16 | 人文学部留学生交流会 | |
2014.1.16 | 第11回プチ・ランゲージカフェ | イギリス、ブラジル報告 |
2013.11.30 | 学部30周年イベントの交流企画 | |
2013.9.7~8 | 留学生文化体験企画 | 伊賀市 |
2013.7.17 | 人文学部留学説明会 | |
2013.6.27 | 第10回プチ・ランゲージカフェ | 「ベトナム語」報告 |
2013.5.30 | イングリッシュカフェ開始 | 毎週木曜日:お知らせ |
2013.4.26 | 第9回プチ・ランゲージカフェ | 「ロシア語」報告 |
2013.2.10~11 | 留学生文化体験企画 | 伊賀市 |
2013.1.31 | 留学生セミナー、留学生交流会 | |
2013.1.17 | 第8回プチ・ランゲージカフェ | 「タイ語」報告 |
2012.10.30 | 第7回プチ・ランゲージカフェ | 「スエーデン語」報告 |
2012.10.25 | 第6回プチ・ランゲージカフェ | イギリス英語研修報告 |
2012.10.21~26 | 3大学ジョイントセミナー | インドネシア:ボゴール農科大学 |
2012.7.17 | 第5回プチ・ランゲージカフェ | 「フランス語」報告 |
2012.7.4 | 留学説明会 | |
2012.6.20 | 第4回プチ・ランゲージカフェ | 「中国語」報告 |
2012.4.19 | 第3回プチ・ランゲージカフェ | 「ドイツ語」報告 |
2012.2.13 | 第2回プチ・ランゲージカフェ | 「スウェーデン語」報告 |
2012.1.26 | 第1回プチ・ランゲージカフェ | 「ベトナム語」報告 |
2012.1.19 | 人文学部留学生交流会 | 留学生セミナー・交流会「日本で働く・母国で働く―三重と世界の架け橋を築く」の報告 |
2011.12.10~21 | 三重大学国際交流週間 | 学内外の留学生や日本人学生、教職員、地域関係者や団体等が連携し交流を深めるための企画、イベント。 |
2011.10.26~30 | 3大学ジョイントセミナ- | 中国:江蘇大学 *体験記はこちら |
2011.10.28 | 人文学部10月入学留学生Welcome Party | 人文学部10月入学留学生Welcome Party の報告 |
2011.6.29 | 人文学部留学説明会 | 人文学部学生対象の留学、語学研修の説明会(終了) |
2011.6.11 | 日独友好記念シンポジウム | テーマ「日独で考える21世紀の社会保障と医療」。在日ドイツ大使館と連携し6月6日~14日展示会開催(終了) |